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【会員限定】建築家・田根剛と巡る/語る〈弘前れんが倉庫美術館〉。
June 16, 2022 | Architecture, Design | SPECIAL PRESENT | photo_KOZO TAKAYAMA text_Sawako Akune(interview)
2020年7月に青森県弘前市に誕生した〈弘前れんが倉庫美術館〉。『Casa BRUTUS』2022年11月号「日本のBEST美術館100」特集で表紙を飾ったこの美術館を、建築家・田根剛自らが案内する館内ツアーを開催します。※本イベントは有料イベントです。
館内ツアー後には、併設するカフェ〈CAFE & RESTAURANT BRICK〉にて、土地の味覚を堪能するランチを楽しみながら、田根とCasa BRUTUS編集長によるトークセッション、さらには、参加者自身が田根と語り合うことのできる機会を用意。
「古いものの精神を継承して、100年、200年先へつなげる」田根自身がそのように語る無二の美術館を体感するとともに、田根が見据える建築の未来についてともに思考する、特別な1日へとご招待します。ご応募は記事の末尾から!
ーー2020年11月号「日本のBEST美術館100」特集に掲載した〈弘前れんが倉庫美術館〉の誕生の経緯を辿った記事を特別に再掲載。募集要項については記事の末尾をご参照ください。
場所の記憶を掘り起こし、新しい建物や空間への手がかりとしていく建築家・田根剛。その手に〈弘前れんが倉庫美術館〉として生まれ変わった〈吉野町煉瓦倉庫〉が託されたのは、考えればとても不思議な巡り合わせだな……。建物の歴史を紐解くと、そんな思いが湧いてくる。この土地と建物がたどってきた100年余りの時間を、だからまずは振り返ってみよう。
「古いものの精神を継承して、100年、200年先へつなげる」田根自身がそのように語る無二の美術館を体感するとともに、田根が見据える建築の未来についてともに思考する、特別な1日へとご招待します。ご応募は記事の末尾から!
ーー2020年11月号「日本のBEST美術館100」特集に掲載した〈弘前れんが倉庫美術館〉の誕生の経緯を辿った記事を特別に再掲載。募集要項については記事の末尾をご参照ください。
場所の記憶を掘り起こし、新しい建物や空間への手がかりとしていく建築家・田根剛。その手に〈弘前れんが倉庫美術館〉として生まれ変わった〈吉野町煉瓦倉庫〉が託されたのは、考えればとても不思議な巡り合わせだな……。建物の歴史を紐解くと、そんな思いが湧いてくる。この土地と建物がたどってきた100年余りの時間を、だからまずは振り返ってみよう。
今や日本一のリンゴの産地である青森。栽培が始まったのは明治初頭。同じ頃、宣教師たちが西洋リンゴを紹介している。この建物が建つ敷地は、そのごく初期から本格的に栽培が行われたリンゴ畑のひとつだった。時が過ぎ、明治の終わりから大正にかけて、酒造業を営む実業家・福島藤助がここにレンガ造の倉庫を建てる。
「レンガ造の建物は、残れば必ず何かの役に立つ。これらの建物が、弘前の将来のために遺産として役立てばそれでよいのだ」
「レンガ造の建物は、残れば必ず何かの役に立つ。これらの建物が、弘前の将来のために遺産として役立てばそれでよいのだ」
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