ART
六本木ヒルズ、あのクモの彫刻《ママン》が編まれちゃいました!
April 24, 2018 | Art | casabrutus.com | text_Housekeeper
六本木ヒルズのオープン15周年を記念し、テキスタイルアーティスト、マグダ・セイエグのインスタレーションが出現中。
街中の消火器、電信柱、車など、無機質な物体にカラフルな毛糸の編み物を被せるヤーン・ボミング(通称:毛糸テロ)を行うテキスタイルアーティスト、マグダ・セイエグ。六本木ヒルズの開業15周年を記念し、インスタレーションが敷地内に現れている。
今回、“毛糸テロ” を受けているのは、六本木ヒルズの玄関口、66プラザにある施設のシンボル、ルイーズ・ブルジョワが製作した巨大なクモの彫刻《ママン》とその周辺の柱だ。
「最初に《ママン》にヤーン・ボミングして欲しいと依頼されたときは、月に行ってくださいと言われたような気持ちになりました(笑)。作業は夜中になることが多くて、ちょうどてっぺんを作るときは風が強くて本当にヒヤヒヤしましたね。でも、家族やスタッフの協力のおかげでなんとか完成できました。六本木ヒルズがスタートして15年、良い意味で地元の人たちにとって当たり前の風景になった《ママン》に対して、新しい発見をしたり、今までとは違った気持ちを抱いてもらえると嬉しいです」
期間中はインスタレーションからインスパイアされたスイーツが限定発売される予定。アジアでは初となる彼女のプロジェクト、連休中に訪れてみては?
期間中はインスタレーションからインスパイアされたスイーツが限定発売される予定。アジアでは初となる彼女のプロジェクト、連休中に訪れてみては?