村上隆が考える、陶芸と現代美術の関係性とは? | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

村上隆が考える、陶芸と現代美術の関係性とは?

村上隆の率いる〈カイカイキキギャラリー〉が、村上による陶芸をめぐる展覧会シリーズの第2弾となる『陶芸↔現代美術の関係性ってどうなってんだろう?(現代美術の系譜に陶芸の文脈も入れ込んで)』を開催する。

(c) Lee Ufan ©Kishio Suga ©Kenjiro Okazaki ©Katsuhiko HIBINO
『陶芸↔現代美術の関係性ってどうなってんだろう?(現代美術の系譜に陶芸の文脈も入れ込んで)』は、今年4月に開催された『陶芸・彫刻を考えるきっかけ:信楽に撒かれた種』展に続く、現代アーティスト村上隆による陶芸をめぐる展覧会だ。第2弾となる今回は、陶芸と現代美術それぞれの文脈からアプローチ。タイトルの通り、陶芸と現代美術の関係性を探っていく。

陶芸コレクターとしても知られる村上は、2011年には〈中野ブロードウェイ〉に小さな陶芸と骨董の店〈Oz Zingaro〉をオープンするに至った。2016年からは、バブル崩壊以降の現代陶芸、しかも生活工芸系の陶芸を取り巻く環境を考えるようになり、「今の生活工芸系の陶芸の始祖には、現代美術との絡みが関係しているんじゃないか」と気付いたという。

村上は同展の開催について、以下のコメントを寄せている。

「陶芸業界はバブル経済最盛期にはデパートや公募展を活動基盤にして、価格もmaxまで押し上げられた。そして崩壊直後の真空状態。この30年間に勃興したあれこれを羅列した時に見えてくる風景の中に、現代美術と陶芸との深い因縁が見えてくる。その因縁を思考し始めるきっかけとして、この展覧会を制作します」

同展には、李禹煥、菅木志雄、岡崎乾二郎、日比野克彦、中原浩大、安藤雅信、坂田和實が出展。8月19日には村上と、現代美術家として活動後、現在は陶芸を生業としている安藤雅信とのトークショーが予定されている。

陶芸↔現代美術の関係性ってどうなってんだろう?(現代美術の系譜に陶芸の文脈も入れ込んで)

〈Kaikai Kiki Gallery〉

東京都港区元麻布2-3-30
元麻布クレストビルB1 TEL 03 6823 6038。8月3日~30日。11時〜19時。日曜・月曜・祝日休。

会員プログラム

登録者数12,000人突破!

建築家のアトリエ見学/名作家具プレゼント/限定メールマガジン…すべて無料。

建築家のアトリエ見学に、名作家具プレゼントも。

いますぐ登録!