宇多田ヒカルを撮ったジュリアン・ミニョーって誰? | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

宇多田ヒカルを撮ったジュリアン・ミニョーって誰?

6年ぶりにカムバックしたアーティストの表情を幻想的に捉えたフランス人フォトグラファーを直撃インタビューしました。

9月28日に待望のニューアルバム『Fantôme(ファントーム)』をリリースする宇多田ヒカル。ジャケット写真に現れた久しぶりの姿が評判になっている。
フォンテーヌブローで撮影した宇多田ヒカル。
Q どういうきっかけで宇多田さんを撮影することに?
5年前にパリで、バイオリニストの庄司紗矢香さんの紹介で初めてお会いしたんです。サヤカの写真を以前撮ったことがあったので。ヒカルのことは全く知りませんでした。あれから5年たって、彼女自身からメールをもらったのです。僕の作品を覚えていてくれて嬉しかったし、何より光栄だと思いました。撮影はパリのスタジオと屋外で行いました。

Q タイトルの『ファントーム』から何を想像しましたか?
フランス語で亡霊という意味もあるので少し怖い感じもするけれど、曲を聴いてみると必ずしもそうではない。むしろ暗闇の中に浮かぶおぼろげな光みたいなものを感じたので、撮影もそんな仕上がりを意識しました。

Q 屋外で撮ったオレンジ色のドレス姿の写真が印象的です。
これはフォンテーヌブローの森で撮影しました。使ったのは6×6のフィルムだけ。露出時間が長くなる日没間際を狙い、少しぼやけたような質感にしました。

Q 宇多田さんの反応は?
最初から僕のことを信頼して任せてくれたし、必ずしも自分がはっきりと写ってなくていい、像はブレていても存在の強さを感じる写真がいいと言っていたので、気に入ってくれました。
俳優・映画監督のグザヴィエ・ドラン。

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