〈渋谷パルコ〉がアートに染まる秋。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

〈渋谷パルコ〉がアートに染まる秋。

9月18日からの〈渋谷パルコ〉はいつにも増してアート三昧! 『SHIBUYA PARCO ART WEEK』と題し、ミュージアム・ギャラリーなどを中心にアートをテーマにした展示やイベントが全館あげてスタートします。期間中は対象店舗で入場チケットまたは商品を購入すればもれなくもらえる「PARCO ART PASSPORT」の提示で、お得なサービスを受けられるチャンスも!

9月18日からはじまる『SHIBUYA PARCO ART WEEK』。ジェームス・ジャービスの最新個展に、ゲイ・カルチャーの先駆者、トム・オブ・フィンランドの伝記映画&日本初個展など、ひと足早く芸術の秋を多角的に楽しめるイベントが目白押しです。

●ジェームス・ジャービス最新作展(9月18日〜10月18日)

©James Jarvis Courtesy of NANZUKA
〈渋谷パルコ〉の〈NANZUKA 2G〉にて9月18日からスタートするのは、ロンドン在住のアーティスト、ジェームス・ジャービスの個展『Transcendental Idealism』だ。イラストレーターとして広く知られる彼の作風は、ファッションブランド「SILAS」との共同作業で生み出されたキャラクターで人気を博し、その後もNIKEやユニクロ、IKEAなど数多くのブランドとのコラボで知られている。

今回の個展ではパンクバンドでのライブなどでしばしば見かけるモッシュピットを表した平面作品やスケートボーダーを表現した彫刻などが登場。ポップでアイロニカルなジャービスの世界を体感する絶好の機会となる。

●日本初! トム・オブ・フィンランドの個展(9月18日〜10月5日)

《Tom's Finnish Tango》1947, Gouache, 11.38 in. x 8.13 in.,
《Untitled》 1963, Graphite, 12.44 in. x 9.38 in.,
《Untitled》(From the Athletic Model Guild "The Tattooed Sailor" series), 1961, Graphite, 11.19 in. x 8.88 in.,
〈ギャラリーX〉で行われるのは、ゲイ・カルチャーの先駆者、トム・オブ・フィンランドの日本初個展だ。トム・オブ・フィンランドとは、1920年生まれのフィンランド人アーティスト、トウコ・ラークソネンのこと。同性愛が厳しく罰せられた時代に、彼が自分の楽しみとして密かに描きはじめた筋骨たくましい男性のドローイングは、その後、ゲイの男性にひ弱なイメージを投影していた世間の固定概念を覆すまでにいたった。本展では、トムの名を一躍世に知らしめるきっかけとなった雑誌『Physique Pictorial』の表紙を飾ったドローイングなどを数多く紹介する。

●伝記映画『トム・オブ・フィンランド』(9月18日〜)

主役を演じたのは、ヘルシンキ生まれのペッカ・ストラング。
ストラングは、内気な青年期からカリスマ性を発揮していく中高年期までを繊細に演じ分けた。
〈ホワイト シネクイント〉では個展スタートと同タイミングで伝記映画『トム・オブ・フィンランド』を公開。没後に評価されたフィンランドのヒーローの半生を、今最も注目されるフィンランド人監督、ドメ・カルコスキ監督が丹念に描いた作品だ。ゲイ・カルチャーのアイコンともいうべき、たくましく美しい男性像の原点はどこにあるのか? そして、フレディ・マーキュリー、トム・フォード、ロバート・メイプルソープをはじめ、多くの人々にインスピレーションを与えた彼の絵の魅力とは? 時代を先取りしたひとりのアーティストの半生を、今観ることで感じられるものがきっとあるはずだ。

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