舞台は奥大和。歩いてアートを巡る芸術祭が開催に。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

舞台は奥大和。歩いてアートを巡る芸術祭が開催に。

この秋、3密を避けられる新たな芸術祭『MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館』が開幕。奈良県の吉野町、天川村、曽爾村を歩いて巡るユニークな芸術祭だ。

吉野の風景。 撮影:西岡潔 
コロナ禍で芸術祭の延期が続くなか、奈良県の吉野町、天川村、曽爾村の3か所を舞台に、芸術祭『MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館』が、この秋、開催となる。広大な地域で、3密を避けて運営。世界遺産をはじめ、日本の始まりを象徴する風景を、3~5時間ほどかけて歩いて巡る芸術祭だ。

鑑賞、そして移動には時間が必要なため、複数泊は必須。普段は意識しない自然や地域の人々との関わりによって関係人口(観光以上移住未満の地域に多様に関わる人々)を生み出すことを目的とした、関係人口創出型の芸術祭で、奈良の大自然に包まれながら、アート作品を鑑賞する。
天川の風景。 撮影:西岡潔
吉野杉の森。 撮影:西岡潔
プロデューサーは、昨年、無人島・猿島でのアートイベントが話題を呼んだ、ライゾマティクス・アーキテクチャーの齋藤精一。齋藤は開催にあたり、「芸術祭や美術館はそこに行かなければ体験することができません。でもこんな未曾有な状況であるからこそ、自分がいる場所=心の中に美術館を作ることができるのではないか。アーティストたちがこの未曾有の自粛期間に貯めたエネルギーを、奥大和の自然や大地と共に展示できないだろうか。そんな思いとともにこの芸術祭を始動していきます」とコメントを寄せている。キュレーターは、林曉甫(特定非営利活動法人 インビジブル 理事長)が務める。

齋藤は続ける。「今この時期だからこそ自分の足で歩き、アートを通して身体と自然を感じて欲しい」

奥大和の自然のなかで、私たちは何を感じることができるだろうか。

現在、井口皓太、上野千蔵、oblaat、菊池宏子+林敬庸、木村充伯、毛原大樹、齋藤精一、坂本和之、佐野文彦、力石咲、中﨑透、西岡潔、ニシジマ・アツシ、細井美裕の参加が発表されている。

『MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館』

奈良県吉野町、天川村、曽爾村。10月3日~11月15日。無料。

AIがあなたにおすすめ

※過去の記事も表示されます