〈とらや〉秘蔵のおひなさまが特別公開! 280点の雛道具が揃います。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

〈とらや〉秘蔵のおひなさまが特別公開! 280点の雛道具が揃います。

和菓子の老舗〈とらや〉で明治時代から代々受け継がれた雛道具約280点が、〈根津美術館〉にて公開中。

《男雛・女雛》京都・丸平大木人形店製 日本・明治時代 19世紀 株式会社虎屋蔵。明治年間(1764〜72)創業の京都の老舗人形店である丸平太大人形店製の雛人形。切れ長の目が涼やかな、気品高い面差しの内裏雛一対だ。
3月3日、桃の節句になると男女一対の雛人形を飾り、雛節供(ひなせっく)として祝うようになったのは、江戸時代に入ってからのこと。その後、明治にかけて、付属する人形や雛道具の種類・数も徐々に増えていった。明治初期にあの和菓子の〈虎屋〉十四代店主・黒川光景が、長女・算子(かずこ)のために揃えた雛人形と雛道具は、往時の華やぎを伝える、質・量ともに優れた特別なコレクションだ。

世紀を超えて受け継がれたこの雛道具一式が、〈根津美術館〉の『虎屋のおひなさま』にて2月22日〜3月29日に特別公開される。
《松菱蒔絵婚礼調度》のうち《厨子棚》 日本・江戸時代 18~19世紀 根津美術館蔵。雛道具の原型と考えられている江戸時代の婚礼調度を、根津美術館の所蔵品によって見ることができる。
《牡丹唐草文貝桶》日本・江戸時代 19世紀 株式会社虎屋蔵。牡丹唐草文の蒔絵で装飾された雛道具のひとつで、貝合せの貝を収める桶。貝は蛤の稚貝を用い、内側に一つひとつ異なる絵が描かれている。
雛人形は、京都の丸平大木人形店の品格漂う内裏雛。一方、雛道具の大半は上野池之端の七澤屋(ななさわや)製で、極小の調度が多種多様に揃う。さらに展示ではこれらと同時に、根津美術館で所蔵する婚礼調度も併せて紹介。雛道具の原型とされる婚礼調度とミニチュアの雛道具とを比較しながら、江戸の細密工芸を楽しむことができる。
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