ART
無名の画家・武田鉄平の都内初となる作品展が、2つのギャラリーで開催中。
September 10, 2019 | Art | casabrutus.com | text_Housekeeper
山形を拠点に活動をする武田鉄平が、〈森岡書店〉と〈MAHO KUBOTA GALLERY〉の2カ所で東京初個展を開催中。合わせて、初の作品集も刊行される。
全く無名だった画家の絵が、国内外のアートシーンで大きな注目を集めている。
画家の名前は武田鉄平。山形出身で、武蔵野美術大学を卒業後、サイトウマコトデザイン室を経てアーティストに。2005年に実家のある山形にアトリエを構え、10年ほどそこにこもって絵を描き続けてきたが、2016年に山形の〈とんがりビル〉内のギャラリーで行われた展示が大きな話題となり、以来注目を集めている。
画家の名前は武田鉄平。山形出身で、武蔵野美術大学を卒業後、サイトウマコトデザイン室を経てアーティストに。2005年に実家のある山形にアトリエを構え、10年ほどそこにこもって絵を描き続けてきたが、2016年に山形の〈とんがりビル〉内のギャラリーで行われた展示が大きな話題となり、以来注目を集めている。
現在、満を持して〈MAHO KUBOTA GALLERY〉では東京初となる個展が開催中。そして作品集『PAINTINGS OF PAINTINGS』の刊行に合わせた原画の展示と本の販売が銀座の〈森岡書店〉で行われている。
作品はすべて抽象的な肖像画。絵の具の力強く鮮やかな筆致が特徴的だ。
森岡書店で配布されている『武田鉄平瓦版』によると、彼の絵の製作手法はこんな具合だ。
まずスケッチを何枚も描く。そしてそのうちのいくつか「絵として認められたもの」を画像データとしてPCに取り込み、ソフトウェアで加工を施す。そしてその画像データを参照しながら、絵の具を使って作品を描きあげる。
「絵画のための絵画」という作品名が示唆することを考え、作品と対峙したい。
作品集の装丁は〈カルバン・クライン〉や〈ディオール〉、〈ザラ〉などのキャンペーンを長年手がけ、30年ほど雑誌『Interview』のクリエイティブディレクターを務めたNYのファビアン・バロンが担当している。
作品はすべて抽象的な肖像画。絵の具の力強く鮮やかな筆致が特徴的だ。
森岡書店で配布されている『武田鉄平瓦版』によると、彼の絵の製作手法はこんな具合だ。
まずスケッチを何枚も描く。そしてそのうちのいくつか「絵として認められたもの」を画像データとしてPCに取り込み、ソフトウェアで加工を施す。そしてその画像データを参照しながら、絵の具を使って作品を描きあげる。
「絵画のための絵画」という作品名が示唆することを考え、作品と対峙したい。
作品集の装丁は〈カルバン・クライン〉や〈ディオール〉、〈ザラ〉などのキャンペーンを長年手がけ、30年ほど雑誌『Interview』のクリエイティブディレクターを務めたNYのファビアン・バロンが担当している。
『絵画のための絵画/PAINTINGS OF PAINTINGS』
〈MAHO KUBOTA GALLERY〉
東京都渋谷区神宮前2-4-7。〜10月12日。12時〜19時。日・月・祝日休。
『PAINTINGS OF PAINTING』
著者:武田鉄平
アート・ディレクション:ファビアン・バロン
販売代行:トランスビュー
一般発売は9月16日から。5000円。
全国の主要書店、アートブック専門店、アマゾンなどで購入可能。