ヨーガン レールの照明がようやくお披露目。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS facebook-a facebook instagram line twitter youtube

ヨーガン レールの照明がようやくお披露目。

2014年9月に急逝したヨーガン レールが、「私の最後の仕事」と言っていた照明の展覧会が開催。

朝暗いうちに愛犬・墨と一緒に浜辺に行き、打ち上げられたゴミを拾う。それをゴシゴシと洗い、朝食を取る。その後再び洗い、昼食を食べたら昼寝。夕方にまた浜辺へと出かける。そして、夜は制作の時間。ひとりコツコツとプラスチックに穴を開け、ヒモを通し、照明を完成させる。

それがここ近年のヨーガン レールの日課だった。

今回の展覧会はそうやって彼が拾い集めてきたゴミで作った照明と、海の現状を展示。
浜辺で拾ってきたゴミを仕分けして、作り出した照明。ペンダントライトはヨーガン レールがひとりで制作。
「年々増えていくプラスチックのゴミに非常な憤りを感じていました。そこで、ゴミがこれだけある、ということを恐ろしげに見せるのではなく、美しく、役に立つ実用的なものとして見せようと考えたのです」と言うのは、この展示の構成を担当した、〈ヨーガンレール〉社の松浦秀昭さん。ヨーガン レールが照明を作る様を長い間、傍らで見てきた人物だ。

「ほとんど取り憑かれていましたね。拾いだすとそれはそれで目利きになっていくんですよ。このフタは良いとか、小さなおもちゃのフィギュアを見つけると喜んだりもしていました」