ヘザウィックが提案する情報化社会のキャンパス。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

ヘザウィックが提案する情報化社会のキャンパス。

情報化社会では受け身ではなく積極的に学ぶ姿勢と、人々が集まって直接コミュニケーションを取る場が必要だ。そう考えたトマス・ヘザウィックがシンガポールのナンヤン工業大学に新設したラーニングセンターは、アトリウムを囲んで12本の円柱のようなタワーが立ち並ぶ構成だ。

56の教室が入ったラーニングセンターは点心を蒸す籠に見立てて”ディムサム”(点心)と呼ばれている。上層階には”空中庭園”を作って上の階でも緑を楽しめるようにした。
ガラスで覆われた丸い教室はどれもアトリウムに面していて、空や広場が見える開放的なつくりだ。壁にはイラストレーター、サラ・ファネリが描いた科学、アート、文学などのモチーフが浮き彫りされている。一年を通じて25℃〜31℃という現地の気候に合わせた自然換気システムなど、エネルギー対策にも気を配った。学外と学内、教授と学生との間で活発な交流が起き、互いに刺激し合う場を目指している。
サラ・ファネリのイラストが浮き彫りになった壁。
アトリウムは学生や教授のコミュニケーションを促進する。

〈Nanyang Technological University〉

50 Nanyang Ave., Singapore TEL 65 67911744。公式サイト

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