ガウディ最初期の住宅作品、ついに公開! | カーサ ブルータス Casa BRUTUS facebook-a facebook instagram line twitter youtube

ガウディ最初期の住宅作品、ついに公開!

『カーサ ブルータス』2018年2月号より

ユネスコの世界遺産に登録されているガウディの7作品のうち、これまで唯一非公開のままだった〈カサ・ビセンス〉が、ついに公開。

外観。もとは郊外の別荘だった。
1885年に完成して数年後には売却され、敷地の都市化や度重なる改修を受けて数々の部分が失われてしまったものを、歴史家や化学者を含む様々な専門家の徹底的な研究によってオリジナルに近づけた。ガウディが建築家の資格を取得後、最初に完成させたといわれるこの作品には、構造と装飾の融合という考え方から地中海の多彩なモチーフが独創的に使われている。〈サグラダ・ファミリア〉や〈カサ・ミラ〉などその後のすべての作品につながるガウディ的宇宙観の萌芽を見ることができるのだ。模型などを展示したミュージアム、ショップやカフェも併設されている。
主階。植物が密生する壁と天井、ドア周りを飛び交う鳥の絵などが、建築の内と外を逆転させる。
イスラム様式の天井にだまし絵が描かれたバルコニー。
上階はプライベートスペース。
イスラム様式の天井にだまし絵が描かれたバルコニー。
上階はプライベートスペース。

〈Casa Vicens〉

C/Carolines, 20-26 Barcelona TEL (34)93 547 59 80。10時〜20時。無休。入場料16ユーロ(時間指定の入場券がおすすめ)。