建築家・青木淳の創作の秘密を〈ロロ・ピアーナ銀座店〉で公開中。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

建築家・青木淳の創作の秘密を〈ロロ・ピアーナ銀座店〉で公開中。

2020年にオープンした〈ロロ・ピアーナ銀座店〉で、ファサードデザインを手がけたのは、建築家の青木淳。その完成までのデザインの過程に迫ったエキシビション『青木淳展−The Touch Of Architecture』が5月9日まで銀座店4階にて開催されている。

うねりを見せるファサードは、いかに誕生したか?

青木による〈ロロ・ピアーナ銀座店〉のデザインスケッチ。
正面玄関前から見上げたファサード。
ベースカラーは〈ロロ・ピアーナ〉のアイコニックなクンメルカラー。
夜は銀座の街の光や色が建物正面のミラーに反射される。
カシミヤなど、世界最高峰の生地を使った製品作りで知られるイタリアのラグジュアリーブランド〈ロロ・ピアーナ〉。東京・銀座に誕生した旗艦店のファサードデザインを手がけたのは、建築家の青木淳だ。美しいビルが立ち並ぶ銀座の街並みの中、空に向かってうねりを見せる細く長いファサードはひときわ上品な輝きを放っている。現在、その銀座店の4階VIPルームで『青木淳展−The Touch Of Architecture』が開催されている。

思考の過程を書き留めたノートを公開。

4階の展示会場は、普段はVIPルームとして使用されている。
デザインアイデアが書き留められた青木のノートも展示。
〈ロロ・ピアーナ銀座店〉の模型も展示されている。
青木が手がけた〈青森県立美術館〉の模型などの資料も。
展示されているのは、〈ロロ・ピアーナ銀座店〉のデザインアイデアなどが描かれた青木のノートや青木が手がけた建築の資料や模型など。ノートにはファサードや建築のラフイメージのスケッチ、設計の細かなディテールなどが青木によって描かれていて、建築家の思考を追体験できる。また展示場の中央では、柔らかいファブリックを重ねたスクリーンに銀座店が完成するまでの過程やブランドストーリーがプロジェクターによって投影されている。〈ロロ・ピアーナ〉の心地いいカシミヤのソファに座りながら、建築家・青木淳の創作の秘密に迫ることができる貴重な体験だ。

関連記事建築家・青木淳が語る〈ロロ・ピアーナ銀座店〉のデザイン。

『青木淳展−The Touch Of Architecture』

〈ロロ・ピアーナ銀座店〉東京都中央区銀座3-5-8 TEL 03 5579 5181。〜5月9日。11〜20時(展覧会の最終入場は19時30分)。
※4月24日(土)、25日(日)の15時〜20時はイベント開催のため展覧会はクローズ。
※〈ロロ・ピアーナ銀座店〉は、テキスタイルアクセサリーやレザーグッズ、シーズナルアイテムなど(1F)、レディス(2F)、メンズ(3F)と展開。VIPルーム(4F)で『青木淳展−The Touch Of Architecture』が5月9日まで開催されている。

JUN AOKI

1956年生まれ。磯崎新アトリエを経て、1991年青木淳建築計画事務所設立。住宅、公共建築をはじめ、国内外のルイ・ヴィトンの店舗も手がける。最新作に〈京都市京セラ美術館〉(西澤徹夫と共同設計)、〈ルイ・ヴィトン メゾン大阪御堂筋〉、〈ルイ・ヴィトン銀座並木通り店〉など。著作に『フラジャイル・コンセプト』。

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