ARCHITECTURE
スキーもできる、コペンハーゲンの次世代型発電所。
『カーサ ブルータス』2020年1月号より
December 12, 2019 | Architecture, Design | window on the world | photo_Rasmus Hjortshøj text_Megumi Yamashita
2025年までに世界初のカーボンニュートラル都市を目指すコペンハーゲンに、山岳スポーツができる廃棄物発電所が完成した。
ビャルケ・インゲルス率いるBIGの設計で完成した〈コペンヒル〉は廃棄物発電所にして山岳スポーツもできる施設。草木が茂る屋根でハイキング、スロープでスキーやスノーボード、建物外壁ではクライミングができる。煙突から排出されるのは水蒸気とCO2だけという最新型発電所の様子はガラス張りエレベーターからも観察可。環境対策の最前線を物語る象徴的な施設になっている。
〈CopenHill〉
Vindmøllevej 6, 2300 Copenhagen TEL (45) 519 419 20。12時〜20時(水〜22時、土10時〜、日10時〜18時)。