千葉白浜在明治の石工と大工のセンスがすごい! | カーサ ブルータス Casa BRUTUS
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上流側からの姿。アーチとアーチの間に洪水時の水圧を弱めるための水切りという突起が設けられている。
アーチが水面に映り込んでロイド眼鏡のように見えるのがめがね橋だ。橋脚の土木遺産としてはこれよりはるかに有名な〈長崎眼鏡橋〉がその典型とされるが、こちらは3連アーチということで知る人ぞ知る存在。何といってもこのカッコ良さと、下を流れる長尾川と一体になった景色の据わりの良さが見事なのだ。1888(明治21)年に地元の石工と大工によって架けられたそうで、まだ日清戦争も経験していない時代にこのデザイン、この工法を採ったのだからすごい。周りの人たちには、何やってんだかしばらくはわからなかったのではないか。

さらに言えば、橋の建造費は当時の村人たちの寄付399円40銭によってまかなわれた。それまで橋がなく歩いて川を渡っていたので、橋が架かるだけでも感激したろうに、出来上がりは世紀を超えてこれだけの説得力を持つほどになった。近ごろ話題のソーシャル事業の大先駆ということでもある。
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欄干の根元の石材の表面が木目のような加工を施されている、と近所の人が教えてくれた。
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