CULTURE
見る、買う、一緒に暮らす。ストアから始まる、写真との関係。
May 14, 2014 | Culture | A Wall Newspaper | photo: Shin-ich Yokoyama text: Naoko Aono editor: Yuka Uchida
六本木アクシスビルに、IMAメディアプロジェクトがプロデュースする複合スペース〈IMA CONCEPT STORE〉がオープン! 現在進行形の写真表現が待っています。
デジタル時代になってますます多彩になった写真表現。その最前線が集まる〈IMA CONCEPT STORE〉がオープンした。500m²もある空間に展覧会が行われる〈IMA gallery〉、写真集や雑貨を扱う〈IMA books〉、〈IMA cafe〉の3つのエリアがある。
例えばオープニングを記念したグループ展は、最新フォトアートのショーケース的な展覧会。鮮やかな色の鳥を撮ったルーク・ステファンソンの図鑑のような写真は、人間がつい集めてしまう何かを淡々と写し出すことでその裏側の心理をあぶり出す。クリスティーナ・デ・ミデルは1960年代にアフリカのザンビアで宇宙飛行士を養成しようとした教師の無謀とも思える試みを、自分の祖母に作ってもらった宇宙服などでニセのドキュメンタリーで再現する。どちらも写真を通じてこれまでにないストーリーを生み出している。
空間の設計・デザインは名和晃平率いるSANDWICH Inc.が担当。インテリアスタイリスト、川合将人が家具をコーディネートしたコーナーも。家具の一部は販売されている。〈IMA books〉にはレアものも含む写真集のほか、動物の骨やネイティブアメリカンのオブジェなども扱う。アーティストの写真を見て、買って、一緒に暮らす、新しい楽しみのヒントがたくさん詰まったスペースだ。
例えばオープニングを記念したグループ展は、最新フォトアートのショーケース的な展覧会。鮮やかな色の鳥を撮ったルーク・ステファンソンの図鑑のような写真は、人間がつい集めてしまう何かを淡々と写し出すことでその裏側の心理をあぶり出す。クリスティーナ・デ・ミデルは1960年代にアフリカのザンビアで宇宙飛行士を養成しようとした教師の無謀とも思える試みを、自分の祖母に作ってもらった宇宙服などでニセのドキュメンタリーで再現する。どちらも写真を通じてこれまでにないストーリーを生み出している。
空間の設計・デザインは名和晃平率いるSANDWICH Inc.が担当。インテリアスタイリスト、川合将人が家具をコーディネートしたコーナーも。家具の一部は販売されている。〈IMA books〉にはレアものも含む写真集のほか、動物の骨やネイティブアメリカンのオブジェなども扱う。アーティストの写真を見て、買って、一緒に暮らす、新しい楽しみのヒントがたくさん詰まったスペースだ。
オープニング展『Photography Now!』 雑誌『IMA』で紹介した作家を中心にした、多彩な表現が揃うグループ展。〈IMA gallery〉で4月20日まで(終了)。4月27日〜6月8日の川内倫子×テリ・ワイフェンバック「Gift」展など、年8〜9回の企画展を予定。