DESIGN
小林和人が東南アジアで出会ったヴィンテージ・クラフトを披露。
May 18, 2016 | Design | casabrutus.com | text_Mariko Uramoto editor_Akio Mitomi
国内外の生活用品を扱う〈Roundabout〉と作品や骨董を扱う〈OUTBOUND〉店主の小林和人が、東南アジアをめぐって出会ったヴィテージ・クラフトの数々。それらを再編集し、モダン家具と組み合わせて新しいスタイルを提案する「RE-EDIT SUNDA 南洋の暮らし 形と痕跡」が5月20日から〈イデーショップ〉自由が丘店と東京ミッドタウン店でスタートする。
小林和人が〈イデー〉チームと向かったのは、東南アジアのスンダ列島。インドネシアを中心に、マレーシア、ブルネイ、東ティモールに属する周辺の島々からなる大小二つの列島だ。ここでは、多様な民族が各々の民族文化を受け継ぎ、今でも自然と動植物と寄り添いながら日々の暮らしが営まれている。そんな生活文化で生まれた道具の中から、小林は独自の視点とフィーリングで「心に無意識に働きかける作用があると感じた」ものを買い付けてきた。
ジャワ島の民族がココナッツオイルを絞る時に使っていたトレイ、スンバ島の土器や動植物の柄が織り込まれた伝統的なラグやパプアニューギニアの部族のウッドマスクなど、小林の目を通して選ばれたアイテムはそれぞれの暮らしの痕跡や文化が残る個性的なものばかり。
スンダの多様な生活文化や手仕事が生み出すプリミティブな魅力を持つ道具や家具、器といったヴィンテージ・クラフトを〈イデー〉のモダンな家具と組み合わせて展示・販売するのが本展。ものが持つ素朴な美しさ、凛とした強さをふだんの暮らしの中で取り入れたい。
ジャワ島の民族がココナッツオイルを絞る時に使っていたトレイ、スンバ島の土器や動植物の柄が織り込まれた伝統的なラグやパプアニューギニアの部族のウッドマスクなど、小林の目を通して選ばれたアイテムはそれぞれの暮らしの痕跡や文化が残る個性的なものばかり。
スンダの多様な生活文化や手仕事が生み出すプリミティブな魅力を持つ道具や家具、器といったヴィンテージ・クラフトを〈イデー〉のモダンな家具と組み合わせて展示・販売するのが本展。ものが持つ素朴な美しさ、凛とした強さをふだんの暮らしの中で取り入れたい。
RE-EDIT SUNDA 南洋の暮らし 形と痕跡
〈イデーショップ 自由が丘店〉
〈イデーショップ 東京ミッドタウン店〉
東京都港区赤坂9-7-4 D-0316 東京ミッドタウンGalleria 3F。 TEL 03 5413 3455。5月20日〜6月20日。11時〜21時。無休。
公式サイト