ART
2022年夏、注目の芸術祭5選。
July 28, 2022 | Art, Design, Travel | casabrutus.com | text_Naoko Aono editor_Keiko Kusano
海の、里山の、街の魅力を再発見させてくれる芸術祭。今年の夏も期待のラインナップが並びます。その中からとくに注目したい5つの“祭り”を紹介します!
●『瀬戸内国際芸術祭2022』(夏会期:2022年8月5日〜9月4日)
直島を始めとする12の島と高松港など2つの港を船で巡りながら見る芸術祭。これまで同様に春・夏・秋の3会期に分けられる。北川フラムが総合ディレクターを務めるこの芸術祭は「海の復権」をテーマに開催されてきた。それは島のおじいさんやおばあさんの笑顔を取り戻すことでもある。
夏会期には小豆島でワン・ウェンチーやシャン・ヤンらの新作が、また豊島で冨安由真の新作が公開される。高松では〈高松市美術館〉で『みる誕生 鴻池朋子展』が開催。また、高松港を見渡せる屋島には周防貴之が設計した〈高松市屋島山上交流拠点施設(愛称:やしまーる)〉がオープンする。夏会期から公開される渡辺篤(アイムヒア プロジェクト)のアートとともに見逃さないようにしたい。
直島では〈杉本博司 時の回廊〉や安藤忠雄の〈ヴァレーギャラリー〉など、春会期から登場したスポットに注目だ。宮浦ギャラリー六区では、瀬戸内「中村由信と直島どんぐりクラブ」資料館が夏会期から公開される。女木島では2019年の「小さなお店プロジェクト」を進化させ、アーティストたちがお店を開く「女木島名店街」やニコラ・ダロが機械仕掛けのプラネタリウムを展示。男木島では、見晴らしの良い高台に建築家・坂 茂が紙管を使った日本家屋を建て、その中に大岩オスカールが瀬戸内の絵を描く作品などが展開される。ゆっくりと時間をとって島々を巡りたい。
夏会期には小豆島でワン・ウェンチーやシャン・ヤンらの新作が、また豊島で冨安由真の新作が公開される。高松では〈高松市美術館〉で『みる誕生 鴻池朋子展』が開催。また、高松港を見渡せる屋島には周防貴之が設計した〈高松市屋島山上交流拠点施設(愛称:やしまーる)〉がオープンする。夏会期から公開される渡辺篤(アイムヒア プロジェクト)のアートとともに見逃さないようにしたい。
直島では〈杉本博司 時の回廊〉や安藤忠雄の〈ヴァレーギャラリー〉など、春会期から登場したスポットに注目だ。宮浦ギャラリー六区では、瀬戸内「中村由信と直島どんぐりクラブ」資料館が夏会期から公開される。女木島では2019年の「小さなお店プロジェクト」を進化させ、アーティストたちがお店を開く「女木島名店街」やニコラ・ダロが機械仕掛けのプラネタリウムを展示。男木島では、見晴らしの良い高台に建築家・坂 茂が紙管を使った日本家屋を建て、その中に大岩オスカールが瀬戸内の絵を描く作品などが展開される。ゆっくりと時間をとって島々を巡りたい。
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