DESIGN
ボーエ・モーエンセンを象徴する、2つのチェアが復刻!
July 25, 2019 | Design | casabrutus.com | text_Aya Hasegawa
北欧のモダンデザインの礎を築いたデザイナー、ボーエ・モーエンセンを体現するチェア、《BM0949Pコントゥールチェア》《BM1106ハンツマンチェア》が復刻する。
2018年に《BM1160 ハンティングテーブル》を復刻し、ボーエ・モーエンセンを名作コレクションに加えた〈カール・ハンセン&サン社〉が、モーエンセンを語る上で欠かすことができない、2つのチェアを復刻する。
《BM0949P コントゥールチェア》は、ボーエ・モーエンセンが自身のデザインスタジオを開設する直前の1949年に発表した、ラウンジチェアだ。成形合板のシェルを背に配した建築的、かつ独創性あふれるデザインは、それまで大衆性と機能性を重視してきたモーエンセンにとって新たな挑戦だった。商業的な成功には至らず、モーエンセンの自邸に置かれた椅子をはじめ、限られた数しか生産されていないが、「ハンティング」をテーマにした家具シリーズ同様、創造性に富んだ時期を代表する名作のひとつだ。
復刻を実現した〈カール・ハンセン&サン社〉のCEO、クヌッド・エリック・ハンセンは、今回、復刻する《BM0949P コントゥールチェア》について、「近頃トレンドでもある彫刻的なフォルムを持つラウンジチェアです。一方で、クラシック、モダンを問わず様々な空間にマッチする、時代に左右されない確固として美しさを備えています」と解説。さらに、「弊社では、オリジナル図面に基づき製作していますが、モーエンセンのコンフォートへのこだわりを考慮しながら、彼の家族の協力の下、座面に張地を施し、さらに座り心地を高めることにしました」と、復刻の経緯を語っている。傾斜のあるゆったりとしたオーガニックで落ち着いた外観は、モーエンセンが追求したカジュアルで自由に満ちた空間にぴったりだ。
復刻を実現した〈カール・ハンセン&サン社〉のCEO、クヌッド・エリック・ハンセンは、今回、復刻する《BM0949P コントゥールチェア》について、「近頃トレンドでもある彫刻的なフォルムを持つラウンジチェアです。一方で、クラシック、モダンを問わず様々な空間にマッチする、時代に左右されない確固として美しさを備えています」と解説。さらに、「弊社では、オリジナル図面に基づき製作していますが、モーエンセンのコンフォートへのこだわりを考慮しながら、彼の家族の協力の下、座面に張地を施し、さらに座り心地を高めることにしました」と、復刻の経緯を語っている。傾斜のあるゆったりとしたオーガニックで落ち着いた外観は、モーエンセンが追求したカジュアルで自由に満ちた空間にぴったりだ。
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