DESIGN
東京アートブックフェアにNYからビッグゲストが!
『カーサ ブルータス』2019年8月号より
July 11, 2019 | Design, Culture | a wall newspaper | photo_GION(zines), Lele Saveri(THE NEWSSTAND) text_Mika Yoshida & David G. Imber editor_Yuka Uchida
来日直前、ZINE界をリードするレレ・サヴェリを直撃! アメリカの最新ZINEシーンを語ってください。
待望の東京アートブックフェアが2年ぶりに戻ってくる! ロケーションは〈東京都現代美術館〉。そう、TABFでは初の記念すべき美術館開催だ。しかもスペシャルゲストが選りぬきのZINEをドカンと引っさげ、NYから上陸する。この〈8ボール・コミュニティ〉こそ、全米のZINE/アートブック界を牽引するアーティスト集団だ。キャナル・ストリートにある彼らのスタジオで、リーダーのレレ・サヴェリに聞いてみた。アメリカのZINE界で今、何が起こっていますか?
「ZINEフェアの数が激増してるね! 毎月のように全米のどこかで催されている。シカゴやカンサスシティ、マイアミなど全米各地で盛んなんだ」。マイアミとは意外ですね? 「ZINEと親和性の高いストリートファッションのメッカだしね」。なるほど、NYや西海岸のおしゃれな子だけじゃないんですね、作り手は!「また、作り手の低年齢化が著しいのも最近の特徴だ。モノとしての実体のあるZINEに強烈な魅力を感じるという。〈8ボール〉のメンバーも今や10代がどんどん増えている。20〜30部ほど作ってはSNSで告知して、直販やフェアで売るのが今の主流だね」。なるほど、ショップの委託販売に比べると、管理や支払いの手間が省略されてるし、互いに顔が見えますもんね。
「もちろん書店〈プリンテッド・マター〉や〈ダッシュウッド〉、あとコーヒーショップの〈プレイグラウンド〉などのZINEコーナーも重要な場だ。なんたって、一度にまとめて出会える楽しさがあるからね」。それでは、レレたちが東京に運んでくるZINEの中でも「特にオススメ」なタイトルをご紹介しよう!
「ZINEフェアの数が激増してるね! 毎月のように全米のどこかで催されている。シカゴやカンサスシティ、マイアミなど全米各地で盛んなんだ」。マイアミとは意外ですね? 「ZINEと親和性の高いストリートファッションのメッカだしね」。なるほど、NYや西海岸のおしゃれな子だけじゃないんですね、作り手は!「また、作り手の低年齢化が著しいのも最近の特徴だ。モノとしての実体のあるZINEに強烈な魅力を感じるという。〈8ボール〉のメンバーも今や10代がどんどん増えている。20〜30部ほど作ってはSNSで告知して、直販やフェアで売るのが今の主流だね」。なるほど、ショップの委託販売に比べると、管理や支払いの手間が省略されてるし、互いに顔が見えますもんね。
「もちろん書店〈プリンテッド・マター〉や〈ダッシュウッド〉、あとコーヒーショップの〈プレイグラウンド〉などのZINEコーナーも重要な場だ。なんたって、一度にまとめて出会える楽しさがあるからね」。それでは、レレたちが東京に運んでくるZINEの中でも「特にオススメ」なタイトルをご紹介しよう!
東京アートブックフェア2019
日本初・アジア最大のブックフェア。〈東京都現代美術館〉東京都江東区三好4-1-1。7月12日〜15日。11時〜19時(12日は15時〜21時)。入場無料(12日のみ1,000円)。