FOOD
京のおやつと箸休め|〈NEXT 100 YEARS〉フルーツの羊羹
February 20, 2019 | Food, Travel | casabrutus.com | photo_Kunihiro Fukumori text_Shoko Nishimura
遊び心たっぷりの落雁が人気の干菓子専門店「UCHU wagashi」の新ブランドが、〈ジェイアール京都伊勢丹〉の食品売場にお目見えした。「新しい百年を作っていきたい」という思いをコンセプトにする新感覚の菓子が早々に注目を集めている。
羊羹といえば、小豆ベースで甘さ濃厚な和菓子と思うが、新作の「フルーツの羊羹」は、白い羊羹の中に、色鮮やかなフルーツ羹を散りばめたもの。
白小豆や水あめ、寒天粉などで作った白餡ベースの羊羹地は、白さを出すために卵白を合わせ、風味を爽やかにするためにレモン果汁を加えているのだとか。また、フルーツ羹には、すももや甘夏などのピューレを混ぜ合わせており、今までにないカラフルな色使いに目が釘付けになる。
味も斬新だ。小豆の風味や甘みがあったり、フルーツの酸味があったり……。今までの羊羹にない新しい発想とマリアージュで、未来へとつながる和菓子を提案している。
見て感じ、食べて味わい、楽しむのが京菓子だが、この羊羹も茶席で食べられることを意識して作られたのだろう。出過ぎず引き過ぎずのたたずまいと味わいは、茶室とも抹茶とも合いそう。もちろんお煎茶や紅茶にも合い、おやつとしても気軽に楽しめる。
新しい和菓子のスタンダートになりそうだ。
白小豆や水あめ、寒天粉などで作った白餡ベースの羊羹地は、白さを出すために卵白を合わせ、風味を爽やかにするためにレモン果汁を加えているのだとか。また、フルーツ羹には、すももや甘夏などのピューレを混ぜ合わせており、今までにないカラフルな色使いに目が釘付けになる。
味も斬新だ。小豆の風味や甘みがあったり、フルーツの酸味があったり……。今までの羊羹にない新しい発想とマリアージュで、未来へとつながる和菓子を提案している。
見て感じ、食べて味わい、楽しむのが京菓子だが、この羊羹も茶席で食べられることを意識して作られたのだろう。出過ぎず引き過ぎずのたたずまいと味わいは、茶室とも抹茶とも合いそう。もちろんお煎茶や紅茶にも合い、おやつとしても気軽に楽しめる。
新しい和菓子のスタンダートになりそうだ。
〈NEXT 100 YEARS(ネクスト ワンハンドレッド イヤーズ)〉
京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹地下1階 TEL 075 352 1111。10時~20時。不定休。