京のおやつと箸休め|オヒルネ。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

京のおやつと箸休め|オヒルネ。

『カーサ ブルータス』2018年10月号より

暑かった夏がそろそろ終わり、もうすぐ秋。そんな中、お昼寝をテーマにしたお干菓子を発見。過ぎゆく夏を想いながら味わってほしい。

三角形の箱のイラストもスナ・フジタの作。箱は写真とキャンプ柄の2種類がある。1,800円(税込)。
陶芸家の藤田匠平と山野千里のユニット〈スナ・フジタ〉がデザインしたユーモラスで愛らしい干菓子。

この夏、展覧会を企画したギャラリー〈昂 KYOTO〉より注文を受け、〈鍵善良房〉が調製。作家のデザインを原寸のまま忠実に木型に起こし、菓子職人が和三盆で1個ずつていねいに作った限定品だ。箱を開けるとお昼寝中の子ども、かまくらの形をしたかき氷、虫眼鏡で覗いたクワガタ虫など、落雁が5個。造形や菓銘をヒントに、ちょっと懐かしい夏休みを思い巡らせてはいかがだろう。

展覧会は終わったが、好評につきしばらくの間、鍵善の本店とギャラリーで販売している。
伝統に安住しない試み多き老舗。数年前に画家・山口晃筆の紙袋に一新。

鍵善良房

かぎぜんよしふさ 店頭には四季折々の生菓子、干菓子など和菓子全般が並び、注文菓子も手がける。京都府京都市東山区祇園町北側264番地 TEL 075 561 1818。9時〜18時(喫茶9時30分〜17時45分LO)。月曜休(祝日の場合は翌日)。