フレンチの小料理屋〈ペタンク〉、浅草に参上! | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

フレンチの小料理屋〈ペタンク〉、浅草に参上!

カウンター8席の〈ペタンク〉。そこはオーナーシェフ、山田武志がたった一人で切り盛りするフレンチの小料理屋だった。

左「チューリップカラアゲ」800円。商店街にある大人気の鶏肉専門店で、近所の主婦に混じって買ってくる新鮮な鶏肉を骨付きで。白ワインヴィネガー、七味唐辛子などを加えたマヨネーズ添え。右「ウフマヨ」300円。山田曰く「ゆで卵を最大限に大げさに出したくて」、この器に。
浅草といっても閑静な界隈に〈Pétanque(ペタンク)〉はある。店にいると何度も、主に20代とおぼしき外国人ツーリストが「空いてる?」とドアを開けて聞いてくる。今年4月にオープンしたばかりだが、すでにSNSで海の向こうにまで情報が広まっているらしい。
カウンター8席。壁の真ん中にある額は1952年製、フランス軍の調理器具と食器のセットの使用説明書。
入口付近の壁に飾られる1952年製、フランス軍の調理器具と食器のセットやオーナーシェフ、山田武志そっくりの小さな人形。料理が映える、左官職人が仕上げたザラっとした感触の黒塗りのカウンターなど。撮って、SNSに上げたくなる気持ちがよくわかる。店内どこもかしこもかわいい!のだ。
入口にフランス軍の調理器具をディスプレイ。ワインを入れるための容器まであり、さすがは美食大国仕様。
そして、楽しい。ゆで卵にマヨネーズをかけただけのウフ・ア・ラ・マヨネーズ「ウフマヨ」や鶏の「チューリップカラアゲ」など、フランス&日本の庶民派代表料理が並ぶメニューを見れば、その字面だけでも気分が上がるうえに、実物は乙女チックなシルバー小皿でやってくるのだから。それでいて、どれもひねりを効かせた技もの。半熟卵に合わせたマヨネーズはとろり、ゆるめの質感でアンチョビ、マスタード入り。唐揚はクミンやコリアンダーなどのスパイスを使った衣がサックリ、肉は噛めば肉汁がほどばしる。
レモングラスや生姜の仲間、ガランガが香る「ムール貝とキノコのタイ風ブイヨン」1,200円は、ココナッツミルクを加えたタイのグリーンカレー風味。ホロホロ鳥のガラとアンコウの骨でとった出汁の複雑玄妙な旨みが後から後からジワジワ、染みてくる。好みで「タイ米のバターライス」300円を添えても。
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