おいしくて美しい“和菓子”10選・夏。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

おいしくて美しい“和菓子”10選・夏。

暑気を一時忘れる、匠の仕事が光る見た目も涼やかな夏の和菓子をご紹介。

・〈とらや〉生菓子|和菓子屋が上生菓子で表現する夏の景色。

右上から時計回りに、琥珀製「西瓜」1個486円(関東・近畿地方の生菓子取扱店限定)、葛製「水仙夕涼み」1個486円(関東、近畿地方の生菓子取扱店と御殿場店限定)、琥珀製「黒葡萄」1個454円(御殿場店限定)。店頭のみの販売。販売期間:全て8月15日まで。〈とらや 御殿場店〉 静岡県御殿場市新橋728-1 TEL 03 3408 2331。10時〜19時。休日はともに毎月6日休(12月を除く)。
室町時代後期に京都で創業した老舗〈とらや〉。看板商品の羊羹と同様に、元禄の頃より伝わる「菓子見本帳」をもとに製作するという季節を映した生菓子もまた、ファンの多い一品だ。

今回は8月前半の生菓子から3品をセレクト。真っ赤な果肉と種に見立てて紅煉羊羹に小豆を散りばめ、透明感のある緑色の琥珀羹で縁取った「西瓜」(右上)は、夏の代名詞・スイカをスクエアで表現した斬新かつモダンな意匠。白餡と青く染めた餡を葛で包んだ「水仙夕涼み」(下)は、打ち水をした路地裏での夕涼みや川面からそよぐ風といった、どこか懐かしい薄暮の風景を思い起こさせる。2色の餡の口どけもまた素晴らしい。

そして昭和4(1929)年に初登場したという、黒砂糖の琥珀羹で葡萄を表した「黒葡萄」は、たわわに実った一房を象った型の精巧さが際立ち、艶やかな姿に心奪われる。黒砂糖入り琥珀羹のまろやかな甘みと心地よい歯ごたえ、中に忍ばせた白餡の凛とした甘みとのバランスもみごと。伝統と革新を大切にする〈とらや〉ならではの、洗練された晩夏の生菓子たちだ。

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