FASHION
440年の伝統から生まれた、和のリッチフレグランス〈KITOWA〉。
February 1, 2018 | Fashion, Design | casabrutus.com | text_Keiko Kusano
日本の樹木の天然オイルをベースにした香りの新ブランドが誕生。香りづくりからディフューザーに至るまで、日本らしさを追求しています。
日本の伝統的な樹木であるヒノキ、クスノキ、ヒバの天然オイルをベースにした、和のリッチフレグランスブランド〈KITOWA〉が、香木、お線香の老舗ブランド〈日本香堂〉から登場。心地よい森林浴のような樹木本来の天然オイルに、香水やオードトワレに用いられる高純度のフレグランスをブレンドし、洗練された香りが楽しめるラグジュアリーなシリーズだ。
香りは3種。「HINOKI」は三重県産のヒノキオイルを配合し、それにゼラニウムやイリス(菖蒲)を加えることで華やかさを表現。「KUSUNOKI」は屋久島産のクスノキオイルを配合。実は、クスノキは樟脳の原料となるもので、これにベルガモット、オレンジ、グレープフルーツを加えることで爽やか、かつムスキーな香りとなっている。「HIBA」は、日本の三大美林のひとつとして有名な青森県のヒバオイルに、トンカビーンズを加え、ふくよかな甘さを持つ香りを実現している。
メイド・イン・ジャパンは香りだけではない。創業から440年にわたって和の香りの伝統を受け継いできた老舗の矜持として、ディフューザーやインセンスプレートもメイド・イン・ジャパンにこだわり、有田焼でオリジナルを制作。有田焼特有の磁肌のつるんとしたきめも美しく、シンプルなデザインでどんな空間にもマッチする。その他、リフレッシャーミストやバスエッセンスなど手軽に取り入れやすいアイテムもラインナップしている。全国の直営店舗および取り扱い百貨店、ライフスタイルショップ、オンラインショップにて販売中。
日本香堂 03-3541-3401