FASHION
『千と千尋の神隠し』の名シーンが蘇る。映画を着る〈ロエベ×ジブリ〉第二弾コレクション。
January 13, 2022 | Fashion, Culture, Design | casabrutus.com | text_Mio Koumura
スタジオジブリの名作『千と千尋の神隠し』のキャラクターたちが、〈ロエベ〉のコレクションに。映画の名シーンが蘇る限定アイテムは必見です。
2020年、ファッションとアニメーションという異なる分野でありながらも”クラフト”を共通項に、スタジオジブリとのコラボレーションを発表した〈ロエベ〉。同年、発売された『となりのトトロ』のカプセルコレクションに続き、2021年からはクラフトへの支援と価値向上を目的に、ロエベ財団が〈三鷹の森ジブリ美術館〉のサポートをスタートさせたことも話題となった。
そんな両者が2022年の幕開けに、第二弾のカプセルコレクションを発売。モチーフとなったのは、ジブリ作品としてはアカデミー賞を受賞した言わずと知れた名作『千と千尋の神隠し』だ。クリエイティブディレクターのジョナサン・アンダーソンは、同作について「逆境に面した際の忠誠心や友情、そして頑なさへの讃歌であり、ある種の魔法のような力を持った作品です」とコメントし、作品の中に登場するキャラクターたちを主役に、名シーンを抽出しながら映画作品のようなコラボレーションに仕上げている。
そんな両者が2022年の幕開けに、第二弾のカプセルコレクションを発売。モチーフとなったのは、ジブリ作品としてはアカデミー賞を受賞した言わずと知れた名作『千と千尋の神隠し』だ。クリエイティブディレクターのジョナサン・アンダーソンは、同作について「逆境に面した際の忠誠心や友情、そして頑なさへの讃歌であり、ある種の魔法のような力を持った作品です」とコメントし、作品の中に登場するキャラクターたちを主役に、名シーンを抽出しながら映画作品のようなコラボレーションに仕上げている。
コレクションでは、主役の千尋や、ハク、湯婆婆、カオナシなどのキャラクターが、アイコンと言えるバッグ「パズル」や「アマソナ」、ウェアや小物などを飾る。また、千尋がカオナシと電車に乗るシーンをジャカードに仕立てたジャケットや、千尋が走るめくるめく花道を再現したプリントやニットも。名シーンが浮かびあがるようなアイテムは、ジョナサン・アンダーソンの作品への愛情を感じさせる。
バッグやウェアに施された刺繍、ビジュといったの装飾や、日本の古典的な「ぼろ織り」が取り入れられるなど、立体的なフォルムや質感も特徴的。手仕事に共鳴し合う今回のコラボレーションを象徴している。随所に見られる遊び心を眺めていると、もう一度作品を見返したい気持ちが湧いてくるはずだ。
バッグやウェアに施された刺繍、ビジュといったの装飾や、日本の古典的な「ぼろ織り」が取り入れられるなど、立体的なフォルムや質感も特徴的。手仕事に共鳴し合う今回のコラボレーションを象徴している。随所に見られる遊び心を眺めていると、もう一度作品を見返したい気持ちが湧いてくるはずだ。
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