インテリアスタイリストと着物の「接点」をひもとくアートブック。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

インテリアスタイリストと着物の「接点」をひもとくアートブック。

インテリアスタイリストの黒田美津子が、実家に伝わってきた普段着用の着物をデザインの観点から選んだアートブック『tangent 接点ー黒田美津子』を上梓する。あわせて〈森岡書店〉での出版記念展も決定した。

『tangent 接点ー黒田美津子』6,800円。9月16日〜〈BIBLIOPHILE〉(TEL 03 3582 2707)ほか書店、雑貨店で発売。メール(info@laboratoryy.com)でも販売受付。 photo_Takao Ohta
インテリアスタイリストとして活躍する黒田美津子の家に残されてきたのは、明治から大正・昭和にかけて3世代の女性たちが身に着けてきた、普段着の着物たち。桐箪笥の引き出しにひっそりと収められてきた着物のデザインには、吉祥や穢れに対する考えや生活様式など、多くの物語が秘められている。

その中からインテリア業界に長くかかわる著者が、デザインの観点から87点を選び、スタイリングして撮り下ろした。今も新鮮に感じる大胆かつ美しい意匠は、それぞれの時代を生きてきた女性たちの、特別ではない日常の景色だ。

1枚の布に込められた日本の文化と人、時間、デザインとの接点を、ごく普通の生活のそばにいた着物からインテリアスタイリストがひもとく。装丁も美しい224ページのアートブックだ。
泥藍地襷に花詰め模様大島紬(昭和中期)。 photo_Takao Ohta
朱赤綸子地麻の葉模様絞り染長襦袢(大正〜昭和初期)。 photo_Takao Ohta
灰鼠縮緬地朱鷺色小格子小紋(昭和中期)。 photo_Takao Ohta
黒田美津子のエッセイのほか小説家・茅野裕城子、デザインジャーナリスト・土田貴宏、染織・絹文化研究者の富澤輝実子が寄稿している。
なお、東京・銀座の〈森岡書店 銀座店〉では10月20日より本書の出版記念展が開催される。会場では実布入り特装版の限定販売、インテリアスタイリング、和物アンティークの販売が行われるほか、オンライントークショーや期間限定の特別企画も予定されている。

『tangent 接点ー黒田美津子』出版記念展

〈森岡書店 銀座店〉東京都中央区銀座1-28-15 鈴木ビル1F。 TEL 03-3535-5020。10月20日〜25日。13時〜20時。会期中無休。

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