国内最大級の回顧展でムナーリの思想に触れる。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

国内最大級の回顧展でムナーリの思想に触れる。

デザインから子供向けの造形教育にいたるまで、多様な活動を見せたブルーノ・ムナーリの国内最大級の回顧展が、神奈川県近代美術館 葉山でスタート。

《穴のあるコンポジション》1950年、カーサペルラルテ=パオロ・ミノーリ財団
《読めない本》試作 1955年、パルマ大学CSAC
《穴のあるコンポジション》1950年、カーサペルラルテ=パオロ・ミノーリ財団
《読めない本》試作 1955年、パルマ大学CSAC
グラフィックやプロダクトはもちろん、彫刻や絵本に至るまで、幅広い活躍を見せたブルーノ・ムナーリ(1907〜1998年)。極めてシンプルな表現のなかに、ロジカルでワクワクするような仕掛けが潜むクリエーションは、現在でも多くの人々の心を惹きつける。

神奈川近代美術館 葉山で4月7日からスタートする展覧会「ブルーノ・ムナーリ こどもの心をもちつづけるということ」は、ムナーリが10代で関わっていた未来派の作品から、晩年の絵本原画にいたるまで、およそ320点を紹介。そのうち約150点が日本初公開という、過去最大級の回顧展だ。
《チューブ型照明器具:フォークランド》1964年/1999年、特定非営利活動法人市民の芸術活動推進委員会
《祖先の重み》1964年/1970年、特定非営利活動法人市民の芸術活動推進委員会
《チューブ型照明器具:フォークランド》1964年/1999年、特定非営利活動法人市民の芸術活動推進委員会
《祖先の重み》1964年/1970年、特定非営利活動法人市民の芸術活動推進委員会
さらに会期中は、ムナーリの絵本や遊具を実際に手に取ることができる場を設けるほか、ムナーリ考案のワークショップを開催するなど、さまざまなアングルからムナーリのクリエイティブな思想に触れることができる。
《『木をかこう』のための表紙案》1977年、パルマ大学CSAC
《触覚のボード》1994年、カーサペルラルテ=パオロ・ミノーリ財団
《『木をかこう』のための表紙案》1977年、パルマ大学CSAC
《触覚のボード》1994年、カーサペルラルテ=パオロ・ミノーリ財団
すべての画像 (c) Bruno Munari. All rights reserved to Maurizio Corraini srl. Courtesy by Alberto Munari

『ブルーノ・ムナーリ こどもの心をもちつづけるということ』

〈神奈川県立近代美術館 葉山〉

神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
TEL 046 875 2800。4月7日〜6月10日。9時30分〜17時(入館は16時30分まで)。月曜日休み(4月30日は開館)。一般1200円、20歳未満・学生1050円、65歳以上600円、高校生100円。