nendoが手がけた、ブナコのスピーカー。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

nendoが手がけた、ブナコのスピーカー。

国産の天然ブナ材をつかったワイヤレススピーカーを、nendoがデザインした。注目したのは、その美しさと機能性だ。

目が細かく、重厚で堅牢性の高いブナ。青森は日本で最大のブナの原生林を有する土地として知られる。この自然の恵みを生かしつつ、薄くスライスしたブナ材をコイル状に巻き上げることで、さらに割れや歪みが少なく、耐水性にも優れたプロダクトをさまざまに開発してきたのが、〈ブナコ〉だ。

これまでにも多様な形状の器や照明を発表してきたが、今回同社は佐藤オオキ率いるnendoとタッグを組み、造形の美しさと機能性の高さを兼ね備えた《ブナコ・スピーカー》を開発した。

透明のアクリルチューブのなかに設置したブナコのエッジをあえてほつれさせ、未完成な形にすることで、その構造や製作プロセスを視認できるようにと、独自のフォルムに。さらにブナコの内部構造が音質に透明感と柔らかさを加えている。
振動板を垂直方向にしたことで、360℃に音を広げる無指向型スピーカーに仕上げている。
らせん状に巻きつけて成形するブナコの構造を、分解して見せるというユニークなアプローチ。
振動板を垂直方向にしたことで、360℃に音を広げる無指向型スピーカーに仕上げている。
らせん状に巻きつけて成形するブナコの構造を、分解して見せるというユニークなアプローチ。

《BUNACO SPEAKER designed by nendo》

スマートフォンやPCから音源をワイヤレスで接続できる、アンプ内臓型スピーカー。重さ:1.9kg。129,600円。2018年3月より販売開始予定。

〈ブナコ本社〉TEL 0172 34 8715