グラフィックの名作がぎっしり。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

グラフィックの名作がぎっしり。

国内の歴史的なグラフィックワークをまとめた『日本のグラフィック100年』が刊行される。

杉浦非水が手がけた作品より。左:「東京地下鉄道」(1927年)。中:「三越呉服店」(1914年)。右:「銀座三越」(1930年)。
亀倉雄策が手がけた「東京オリンピックポスター」(1964年)は、日本でもっとも有名なポスターと言えるのではないだろうか。そのほかにシンボルマークや競技シンボルも紹介。
1970年代にパルコや角川書店の広告で活躍し、80年代以降はニューヨークで活動を続けた石岡瑛子からは、一連のパルコの仕事を紹介。
日本で本格的なグラフィックデザイン活動が始まったのは、第二次世界大戦以降、生活の近代化、西洋化が進み、高度経済成長によって日本企業が実力を兼ね備えてからだと言われる。

しかし、それよりも以前、江戸という大きな時代が終焉を迎え、明治に入った頃から、グラフィックデザインの世界にも新しい兆しは見え始めていた。新たなフェーズを迎えた。1920〜30年代にかけて、東京地下鉄道(現・東京メトロ)の広告ポスターや数々のたばこパッケージを手がけた杉浦非水がその代表的な例だろう。

東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、再び日本に注目が集まるなか、グラフィックデザインから日本の100年を振り返る書籍『日本のグラフィック100年』がパイ・インターナショナルから刊行される。
『日本のグラフィック100年』3,900円(パイ インターナショナル)。B5判、ソフトカバー、フルカラー400ページ。
本著では、資生堂のデザイン室長を長年務めたアートディレクターで、多摩美術大学教授の山形季央が編集と執筆を担当。日本歴代のグラフィックの名作をずらり紹介している。

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