DESIGN
デザインみやげ #05 アレキサンダー・ジラードのキーリングとカード
January 2, 2018 | Design | casabrutus.com | photo_Naoki Seo styling_Yumi Nakata text&edit_Wakako Miyake
新年初のプレゼントは、気分一新できる身近な小物に優しいメッセージを添えて。テキスタイルデザイナーとして活躍したミッドセンチュリー期の巨匠アレキサンダー・ジラードによる、思わず笑みを浮かべてしまう、ラッキーチャームになりそうなアイテムを。
新しい年を健やかに過ごせるラッキーチャーム代わりに。
ニューヨーク生まれのフィレンツェ育ち。ヨーロッパで建築を学んだアレキサンダー・ジラードは、1952年にアメリカの家具ブランド〈ハーマンミラー〉のテキスタイル部門デザインディレクターに就任した。それまで実用一点張りで無機質だったオフィスに、ポップな原色を使ったファブリックを登場させ、当時の世間をびっくりさせた。また、テキスタイルだけでなく、印刷物からウォールペーパー、家具、オブジェクトなども手掛け、300点以上のデザインを作り出す。そして、彼の特徴ともいえるユーモラスな造形、簡潔な幾何学模様といったデザインのソースは、世界各国から収集したフォークアートにある。その数106,000点以上。そこから生まれた陽気で楽しげなデザインは、半世紀たった今でも使う人を幸福な気持ちにさせてくれる。
《キーリング サン》のニッコリと微笑む太陽をイメージしたモチーフは1966年にデザイン。様々な目的のために使われてきたモチーフだが、キーリングにも採用。カギをつけたり、バッグのチャームにしたりなど、毎日持ち歩きたくなる元気なデザインは、大切な人を応援するためのギフトにしたい。そして、メッセージを記すのは、もちろんジラードのグリーティングカード。彼が考案した、頭にケーキをのせた女の子や傘をさして犬と散歩する紳士など様々なモチーフが揃っているが、オススメはこの2枚。愛らしいモチーフと縁起のいいゴールドが、新年の気分を盛り上げてくれる。
《キーリング サン》のニッコリと微笑む太陽をイメージしたモチーフは1966年にデザイン。様々な目的のために使われてきたモチーフだが、キーリングにも採用。カギをつけたり、バッグのチャームにしたりなど、毎日持ち歩きたくなる元気なデザインは、大切な人を応援するためのギフトにしたい。そして、メッセージを記すのは、もちろんジラードのグリーティングカード。彼が考案した、頭にケーキをのせた女の子や傘をさして犬と散歩する紳士など様々なモチーフが揃っているが、オススメはこの2枚。愛らしいモチーフと縁起のいいゴールドが、新年の気分を盛り上げてくれる。
ヴィトラ TEL 03 5775 7710