JINSとデザイナーが創る新しい眼鏡のカタチ。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS facebook-a facebook instagram line twitter youtube

JINSとデザイナーが創る新しい眼鏡のカタチ。

『カーサ ブルータス』2017年11月号より

一見、とても普通。しかし今までになかったフォルムと完成度が、人を魅力的に見せる。ジャスパー・モリソンがデザインした、そんなメガネがJINSから発表された。

着用のメガネはすべて《ウエリントン マットデミ》5,000円(JINS)。Dona:スエードトップス26,000円(マイ/1LDK AOYAMA HOTEL TEL 03 5778 3552)。シャツ19,000円(コンバース トウキョウ ネヴァー/コンバース トウキョウ 青山 TEL 03 6427 4048)。
Hio:ジャケット46,000円(エイチ.ユニット ストア レーベル/エイチ.ユニット ストア TEL 086 441 0850)。タートルネックニット28,000円(ユニバーサル プロダクツ/1LDK TEL 03 3780 1645)。
micari:コート49,000円(ニアー ニッポン/ニアー TEL 0422 72 2279)。ニット32,000円(ジョン スメドレー/リーミルズ エージェンシーTEL 03 3473 7007)。
Yuken:ジャケット68,000円(イッティビッティ/ストライプスデザイン TEL 03 5768 2401)。シャツ17,000円(プラスターナ TEL 03 6804 4350)。ストール23,000円(ジョンストンズ/リーミルズ エージェンシー TEL 03 3473 7007)。
着用のメガネはすべて《ウエリントン マットデミ》5,000円(JINS)。Dona:スエードトップス26,000円(マイ/1LDK AOYAMA HOTEL TEL 03 5778 3552)。シャツ19,000円(コンバース トウキョウ ネヴァー/コンバース トウキョウ 青山 TEL 03 6427 4048)。
Hio:ジャケット46,000円(エイチ.ユニット ストア レーベル/エイチ.ユニット ストア TEL 086 441 0850)。タートルネックニット28,000円(ユニバーサル プロダクツ/1LDK TEL 03 3780 1645)。
micari:コート49,000円(ニアー ニッポン/ニアー TEL 0422 72 2279)。ニット32,000円(ジョン スメドレー/リーミルズ エージェンシーTEL 03 3473 7007)。
Yuken:ジャケット68,000円(イッティビッティ/ストライプスデザイン TEL 03 5768 2401)。シャツ17,000円(プラスターナ TEL 03 6804 4350)。ストール23,000円(ジョンストンズ/リーミルズ エージェンシー TEL 03 3473 7007)。
プロダクトデザインの視点から、メガネの最もベーシックな形を提示する。そんなテーマに挑んだメガネが、〈JINS〉が新たにスタートした〈ジンズ デザインプロジェクト〉の第1弾として発表される。起用されたのは世界を代表するイギリス人デザイナー、ジャスパー・モリソンだ。

彼が手がけるものの多くは、普通に見えながら、ありふれた普通とは一線を画す普遍的な魅力をもつ。今回、〈JINS〉から登場するモリソンによるメガネも、同様の持ち味が特徴になっている。普段からメガネを愛用する彼だが、自身でメガネをデザインするのは初めてのこと。プロジェクトの始まりを、彼はこう回想する。

「私がやりたかったのは、従来からあるメガネのタイポロジーに基づいて、それらの究極の洗練を目指すことでした」

この世にメガネが登場してから、無数の人々が様々な改良やアレンジを施してきた。モリソンは、そこでさらに自分が画期的な何かを生み出そうとはしない。すでに存在する〝メガネらしい形〞を尊重しながら、わずかな修正や改善を加えようと考えるのだ。「メガネの歴史を集約するようなものを作りたい」。そうした気持ちでプロジェクトを進めたという。

例えば彼がデザインしたウエリントンは、日本をはじめ世界各国で親しまれるウエリントン型をベースにしたものだ。ただし全体的に曲線が滑らかで、リムやフレームは細く、あっさりとした印象。メガネとしての主張を抑えたことで、性別や年齢に関係なく、どんな顔にもなじむ。多くの人々が日常的に使うものとして、ふさわしい形になっている。

一連のフォルムを完成させるために、モリソンはメガネをかけた人の写真を雑誌や新聞から集め、〈JINS〉の既存の製品も参照しながら、2次元のシルエットを描くことに時間を費やした。正面から見たときのわずかな線の太さや形の違いで印象が変わるメガネは、書体のデザインに似ているのだそうだ。3次元の試作品が出来上がってからも1/4mm単位の修正を繰り返し、最終的にイメージ通りのフォルムが出来上がった。

カラーリングは、マットなべっ甲柄とシャイニーなべっ甲柄を揃え、定番のブラックと、落ち着いたピンクまたはグレーを加えた4種類。シャイニーのタイプは、フレームの内側はマットにして光沢を和らげ、ほどよく落ち着いた佇まいとしている。

実は、メガネと顔の接点となるノーズパッドや、ヒンジを取り付ける台座の形状も、それぞれのフレームに合わせて微妙に形を変えた。メガネをかけた状態ではほぼわからないし、手にしても気づくかどうかというディテールだ。それでも手を抜かないことが、いっそうの洗練をもたらしている。

例えばファッションデザイナーが、同じようにベーシックなメガネに取り組んでも、こんなデザインにはならなかっただろう。〈ジンズ デザインプロジェクト〉は、プロダクトとしてのメガネの本質をとらえ直すことで、〈JINS〉のベーシックなメガネをあらためて定義した。まさに特別な〝普通〟のメガネの誕生だ。

JINS Design Project

モリソンと協業の新作から、ウエリントン。
モリソンと協業の新作から、ボストン。
モリソンと協業の新作から、スクエア。
モリソンと協業の新作から、アイコン。
モリソンと協業の新作から、ウエリントン。
モリソンと協業の新作から、ボストン。
モリソンと協業の新作から、スクエア。
モリソンと協業の新作から、アイコン。
アイウェアブランド〈JINS〉による新しいプロジェクト。今後も世界的なデザイナーたちと協業し、これまでのメガネの定義を問い直して、メガネの本質のデザインを試みていく。ジャスパー・モリソンとの協業による製品は10月12日発売。上の4型のほか、PCなどのブルーライトから目を守るモデル《JINS SCREEN》も彼の手で刷新される。
第1弾はジャスパー・モリソン 1959年ロンドン生まれ。ロイヤル・カレッジ・オブ・アートなどを経て86年に自身のデザイン事務所を設立。現在の拠点はロンドン、パリ、東京。家具から携帯電話まで幅広いプロダクトを手がける。photo_Nacása & Partners