【ミラノ・デザインウィーク】エルメス:アートのような満足感がある家具 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

【ミラノ・デザインウィーク】エルメス:アートのような満足感がある家具

地中海のイメージで構成した空間に、遊び心のある新作が並んだ〈エルメス〉ホームコレクション。日常とアートが融合する世界観を体感させた。

中央の鮮やかなプレードは韓国出身のアーティスト、リ・スルギがデザインした限定品。
新作家具の発表会でありながら、すばらしいインスタレーションを観た後のような満足感。ミラノ・デザインウィークの〈エルメス〉ホームコレクションの展示は、そんな印象を残すものだった。今年の展示は、アーティスティック・ディレクターのひとりである建築家、シャルロット・マコー・ペレルマンによる屋内パビリオンが舞台となった。モチーフは地中海沿岸の厩舎で、壁はレンガを白くペイントし、床にはイタリア中部ウンブリア地方で作られる伝統的なレンガを敷いた。地中海の自然光を思わせる眩しい照明が、展示されたアイテムをコントラスト豊かに浮かび上がらせる。
ポルトガルの巨匠建築家、アルヴァロ・シザによるスツール《カルミ》。
《カルミ》のベンチ。スツールと同様に竹とカーボンファイバーを組み合わせて強度を高めた。
外部とのコラボレーションで、今年、特に注目を集めたのが建築家のアルヴァロ・シザによるミニマルなスツール《カルミ》。一見、あまりに華奢で体重を支えられるか心配になるが、見えない部分にカーボンファイバーを使用しており、驚くほどの軽さと耐久性を実現している。日本の工房と竹工芸でコラボレーションすることで高い精度が実現した。隙のないシルエットは、照明によってできる影もまた美しい。
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