時代を席巻した石岡瑛子のグラフィックデザイン。その原点に迫る展示が〈ggg〉で開催中。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

時代を席巻した石岡瑛子のグラフィックデザイン。その原点に迫る展示が〈ggg〉で開催中。

70年代の東京で、資生堂、パルコ、角川文庫などのアートディレクターとして広告界にセンセーションを生み出してきた石岡瑛子。彼女のデビューから1980年代のニューヨークへ渡るまでの日本の仕事に焦点を当てた展示が〈ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)〉にて開催中です。

『伝統と現代技術』展覧会ポスター(1984年)art director, designer_石岡瑛子、photo_鋤田正義
前期告知ポスター。PARCOポスター《あゝ原点。》(1977年)より。design_永井裕明 photo_藤原新也
後期告知ポスター。グラフィック・アート作品 《Crystal Silence No.3》(1974年)より。design_Hiroaki Nagai
現在〈東京都現代美術館〉で大規模個展『石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか』が開催されている石岡瑛子。1960〜70年代の東京で、資生堂、パルコ、角川書店などのアートディレクターとして広告界にセンセーションを巻き起こし、当時世の中にある「女性」のイメージをことごとく覆した。1980年代の「女の時代」到来の布石を打った功績は計り知れない。

そんな石岡のデビューから1980年代のニューヨークへ渡るまでの日本の仕事に焦点を当てた展示『SURVIVE - EIKO ISHIOKA /石岡瑛子 グラフィックデザインはサバイブできるか』が、〈ギンザ・グラフィック・ギャラリー〉で同時開催中だ。会期は前後期で、2021年1月23日までと2021年2月3日〜3月19日に分かれている。前期は資生堂やパルコなどの広告キャンペーンの名作を中心に、後期は映画や演劇のポスターを展示。さらにこれまであまり公開されてこなかった装幀やレコードジャケットなどの作品も多数公開する予定だ。
《鶯は誰にも媚びずホーホケキョ》PARCOポスター(1976年)。70年代、“ものを宣伝するのではなく、現象(生き方=思想)を広告宣伝する”ようになった広告。それを代表するパルコのポスターは、広告の領域を超えた強烈なアートとして時代を彩った。creative director, art director, designer_石岡瑛子、designer_成瀬始子・乾京子、photo_横須賀功光、copywriter_長沢岳夫、stylist_三宅一生・中村里香子、makeup_川邊サチコ

『SURVIVE - EIKO ISHIOKA/石岡瑛子 グラフィックデザインはサバイブできるか』

〈ギンザ・グラフィック・ギャラリー〉
東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F・B1F。 TEL 03 3571 5206。前期〜2021年1月23日(広告・キャンペーン)、後期2021年2月3日〜3月19日(グラフィック・アート)。11時〜19時。日曜、祝日、12月28日〜2021年1月5日休。入場料無料。

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