グラフィックデザイナーたちが伝える“食の力”。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

グラフィックデザイナーたちが伝える“食の力”。

〈京都dddギャラリー〉にて『食のグラフィックデザイン』展が12月19日まで開催中。デザイナーたちが食の力を伝えるべく腕をふるったポスターや雑誌などが展示されています。

青葉益輝《戦争に使うパンはない》1981年 © Masuteru Aoba, 2020
浅葉克己 《キユーピーマヨネーズ(ピーマン)》 1971年
ポスターをはじめとするグラフィックデザインには、時代を反映した食のモチーフが多く見られる。戦後間もない頃のチョコレートのポスターからは甘いお菓子への憧れや喜びが、野菜や果物そのものが美しく表現された作品からは大地への感謝や畏敬の念が感じられる。また食をモチーフとして社会への問題提起を行うポスターも、身近なものだからこそ心に刺さる表現が生まれてくる。人々の生活や社会と不可分の存在である食のグラフィックデザインには、生活全般に対する人々のイメージが色濃く反映されていると言える。

〈京都dddギャラリー〉ではこうした作品を集めた『食のグラフィックデザイン』展を12月9日まで開催中だ。田中一光や永井一正、福田繁雄、浅葉克己らデザイナーたちが「食」の力を伝えるべく、思い思いに腕をふるったポスターや雑誌などが展示されている。時代を反映した食の表象を見ることができる作品を通して、現代の食と人間との関係性を探ることができる。会期は12月19日まで。
福田繁雄 《SHIGEO FUKUDA》 1976年 © Shigeo Fukuda, 2020
永井一正《日本酒》2016年 © Kazumasa Nagai, 2020
田中一光《調理場》1975年 © Ikko Tanaka / licensed by DNPartcom
大橋正《大橋正展 体温をもつ野菜たち》1997年 デザイン:田中一光  © Tadashi Ohashi, 2020|© Ikko Tanaka / licensed by DNPartcom

『食のグラフィックデザイン』展

〈京都dddギャラリー〉
京都市右京区太秦上刑部町10。TEL 075 871 1480。〜12月19日。11時〜19時(土曜、12月13日は〜18時)。 日曜・月曜・祝日休(12月13日は開館)。入場無料。

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