新しい日本工芸のかたちとは? 未来を切り開く工芸作品に迫る企画展。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

新しい日本工芸のかたちとは? 未来を切り開く工芸作品に迫る企画展。

日本の伝統的な工芸の技法を継承しつつ、その新たな可能性を開拓する若手作家たちに焦点を当てた企画展『特別企画 和巧絶佳展 令和時代の超工芸』が、〈パナソニック汐留美術館〉にて開催。2020年代の新たな工芸のかたちとは?

桑田卓郎《茶垸》(2015年、個人蔵 ©︎2020 Takuro Kuwara)
デジタル技術の発達により多様な表現方法が可能となった現代において、人の手によって作られる工芸作品もまた注目を集めている。7月18日よりはじまった『特別企画 和巧絶佳展 令和時代の超工芸』では、工芸の技法を継承しながらも、既存の枠に捉われない新たな表現方法で工芸作品を制作する、1970年以降生まれの若手作家たち12名を一挙紹介する。

展覧会は、現代の工芸作品の傾向に則して3つの章に分かれている。第1章は、“「和」の美”。「日本の伝統文化の価値を問い直す」をテーマに、伝統的な工芸技法の価値や魅力を再認識した上で、現代の人々にも訴える作品へと昇華させた作家たちを紹介。陶芸を現代的なセンスで再解釈する桑田卓郎や、あのレディー・ガガが着用した《Heel-less Shoes》で知られる舘鼻則孝らの作品が展示される。
舘鼻則孝《Heel-less Shoes》(2014年、個人蔵 ©︎2020 NORITAKA TATEHANA K.K.)
深堀隆介《四つの桶》(2009年、台湾南投毓繡美術館、台湾)
第2章は、“「巧」の美”。機械による生産があたり前になった現代においてなお、手仕事による繊細な表現を追求する作家たちが集まった。九谷焼の伝統を今に継承する見附正康や、飛鳥時代より続く截金の技術を用いる山本茜などが出展。

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