ル・コルビュジエ建築の窓にフォーカスしたホンマタカシの写真集。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

ル・コルビュジエ建築の窓にフォーカスしたホンマタカシの写真集。

『カーサ ブルータス』2020年2月号より

ホンマタカシが十数年かけてル・コルビュジエ建築を巡り、撮りためた窓にまつわる写真について、作家と五十嵐太郎が対話しました。

レマン湖畔の小さな家(Switzerland/Corseaux)
1923年竣工。ル・コルビュジエが両親のために建てた家。湖に向かって水平連続窓を設け、アルプスの山並みを望む。外壁はアルミニウム。
ラ・トゥーレットの修道院(France/Lyon)
1958年竣工。リヨン郊外にあるドミニコ会修道院。僧坊と食堂、礼拝堂などから構成される。モデュロールの下に設計された独房は宿泊可。
カップ・マルタンの休暇小屋(France/Roquebrune-Cap-Martin)
1951年竣工。夏を過ごすために作った小屋。約3.6m四方の狭小空間に小さな窓が3つ、ベッドや机など最低限の作り付けの家具が備わる。
ロンシャンの礼拝堂(France/Ronchamp)
1955年竣工。ドミニコ会礼拝堂。一説に蟹の甲羅を模したと言われる大屋根を厚い白壁が支え、無秩序に穿たれた小窓から光を取り込む。
アトリエ オザンファン(France/Paris)
1924年竣工。友人の画家アメデ・オザンファンのために建てたパリ14区の家。角2面をガラス張りにした最上階のスタジオが目を引く。
高等裁判所(India/Chandigarh)
1955年竣工。インド・チャンディーガルの都市計画のうちの1つ。ファサードの緑、黄、赤などに塗られたコンクリートの柱壁が特徴的。
チャンディーガル州議事堂(India/Chandigarh)
1964年竣工。インドの強烈な直射日光への対策であるブリーズソレイユ(日よけ壁)がグリッド状に連なり、一部は肥大化して雨樋に。
レマン湖畔の小さな家(Switzerland/Corseaux) 1923年竣工。ル・コルビュジエが両親のために建てた家。湖に向かって水平連続窓を設け、アルプスの山並みを望む。外壁はアルミニウム。
ラ・トゥーレットの修道院(France/Lyon) 1958年竣工。リヨン郊外にあるドミニコ会修道院。僧坊と食堂、礼拝堂などから構成される。モデュロールの下に設計された独房は宿泊可。
カップ・マルタンの休暇小屋(France/Roquebrune-Cap-Martin) 1951年竣工。夏を過ごすために作った小屋。約3.6m四方の狭小空間に小さな窓が3つ、ベッドや机など最低限の作り付けの家具が備わる。
ロンシャンの礼拝堂(France/Ronchamp) 1955年竣工。ドミニコ会礼拝堂。一説に蟹の甲羅を模したと言われる大屋根を厚い白壁が支え、無秩序に穿たれた小窓から光を取り込む。
アトリエ オザンファン(France/Paris) 1924年竣工。友人の画家アメデ・オザンファンのために建てたパリ14区の家。角2面をガラス張りにした最上階のスタジオが目を引く。
高等裁判所(India/Chandigarh) 1955年竣工。インド・チャンディーガルの都市計画のうちの1つ。ファサードの緑、黄、赤などに塗られたコンクリートの柱壁が特徴的。
チャンディーガル州議事堂(India/Chandigarh) 1964年竣工。インドの強烈な直射日光への対策であるブリーズソレイユ(日よけ壁)がグリッド状に連なり、一部は肥大化して雨樋に。
ホンマタカシが十数年かけてル・コルビュジエ建築を巡り、撮りためた窓にまつわる写真について、作家と五十嵐太郎が対話しました。

世界各地のル・コルビュジエ建築の窓をテーマとするホンマタカシの写真集が刊行された。フランス、ドイツ、スイス、インド、日本を旅して撮影した建造物は20件にのぼる。窓そのものの外観や、窓枠で切り取られた景色、窓ガラス越しの室内などを捉え、あるものには雨粒にくもり、光や影が映りこみ、いわゆる建築写真とは一線を画した独特の世界が漂う。

2002年に小誌で〈レマン湖畔の小さな家〉を撮影(写真集にも収録)し、ホンマは当時から少しずつ窓のフレームという存在にとらわれるようになったと語る。一方、2013年に建築史家の五十嵐太郎が「窓学」総合監修を務める〈窓研究所〉が発足し、同所が協力する形で各地での撮影を推し進め、写真集出版に至った。

折しも東京国立近代美術館で2月2日まで開催中の『窓展:窓をめぐるアートと建築の旅』の学術協力として携わる五十嵐、同展に作品群《カメラ・オブスクラ》を展示しているホンマ。2人にこの写真集について語ってもらった。

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