日本を代表するメーカーと清水久和の異色コラボは圧巻。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

日本を代表するメーカーと清水久和の異色コラボは圧巻。

粘土をこねるように自由に3Dデータを操る”コンティニュアスデザイン”は、デザイナーの清水久和が独自に編み出したもの。この手法を使い、彼が日本を代表する企業7社と組んで作ったアバンギャルドなコンセプトモデルが『愛のコンティニュアスデザイン』展で展示される。

photo_Muga Miyahara 発売60周年の資生堂《ホワイトローズナチュラル》はバラの棘に香水が。このイメージに合わせて調合された香りも会場限定で体験できる。
バラの棘から発想した香水瓶、傾いた魔法瓶、スタッズに覆われたチェキなど、いずれも図面化が不可能に近い、ダイナミックにして繊細なフォルムが圧巻。日々の観察に基づくユニークなデザインのモチーフも清水の持ち味だ。もの作りの限界を押し広げる作品の数々は、来るべきデザインのビジョンを予感させる。
photo_Michinori Aoki 注ぐ際の手首への負担を減らすため、傾けてデザインされた象印マホービンの《魔法瓶》。初公開の透明バージョンも展示される。
photo_Michinori Aoki 世界的にファッションアイテムになっている富士フイルム《チェキ》は、ファッションの定番モチーフであるスタッズで全面を覆った。
清水久和はキヤノンのデザイナーを経て2012年にS&O DESIGNを設立。工業デザインの道を極めつつ、アーティスティックな感覚も鋭い。
photo_Michinori Aoki

〈『愛のコンティニュアスデザイン』展〉

港区六本木5−17−1アクシス4F
TEL 03 5575 8655。11時〜19時(最終日〜17時)。10月31日〜11月8日。