映画監督・オダギリジョー、美しい音と映像に浸る。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

映画監督・オダギリジョー、美しい音と映像に浸る。

『カーサ ブルータス』2019年11月号より

漆黒までもが美しい映像、立体的なサウンド、凛としたデザイン。バング&オルフセンのテレビ《BEOVISION HARMONY》を自身初の長編映画を手がけた監督・オダギリジョーが味わった。

オダギリ監督が訪れたのは、神楽坂の元料亭をアートの似合うモダン空間に改装した一軒家ホテル〈TRUNK(HOUSE)〉。この日特別に〈BANG & OLUFSEN〉のテレビスピーカーをしつらえた畳空間は、茶の湯の炉が切ってある。宿泊は貸切制。時間貸しも可。●東京都新宿区神楽坂3-1-34 TEL 03 3268 0123。1泊621,000円(プライベートバトラー、プライベートシェフ、朝食付き。税込。4名まで宿泊可)。シャツ31,000円、カーディガン25,000円(共にユリウス トウキョウ ストア TEL 03 5728 4900)、スカート194,000円(ヨウジヤマモト/ヨウジヤマモト プレスルーム TEL 03 5463 1500)。

「風の音、波の震え、蝉の声。そういう自然現象の素材みたいな音こそ、大切にすくい取りたかった」

と話すのは、ヴェネチア映画祭出品の長編作品『ある船頭の話』の監督、オダギリジョー。映画は山間の村を舞台にした渡し舟の船頭の物語なのだが、なにしろその風景や音楽が、いつまでも脳内から離れないほど美しい。きっと映像にも音響にも並々ならぬ思い入れがあったはずだ。そんな監督に体験してもらったのは、〈バング&オルフセン〉のテレビ《BEOVISION HARMONY》。77インチの大画面&スピーカーから鮮明な映像と音が放たれ、まさに映画館級の迫力を味わえる。
盆栽と同じくらい小型ながら、部屋のどこにいても豊かな音を楽しめる。ワイヤレススピーカー《BEOSOUND 1 NY EDITION》。
マイケル・アナスタシアデスがデザインしたスピーカー《BEOSOUND EDGE》。ダイナミックな音響とユニークな円デザインに、オダギリ監督も興味津々。
玄関にはトム・サックスの《Ryakubon 2.0》を展示。
銭湯をイメージした檜風呂には現代の浮世絵師・石川真澄による作品。
盆栽と同じくらい小型ながら、部屋のどこにいても豊かな音を楽しめる。ワイヤレススピーカー《BEOSOUND 1 NY EDITION》。
マイケル・アナスタシアデスがデザインしたスピーカー《BEOSOUND EDGE》。ダイナミックな音響とユニークな円デザインに、オダギリ監督も興味津々。
玄関にはトム・サックスの《Ryakubon 2.0》を展示。
銭湯をイメージした檜風呂には現代の浮世絵師・石川真澄による作品。
「いいデザインですね。和の空間にもなじんでる」と監督が関心を寄せたのは、オーク材とアルミによるスピーカーカバー。テレビを観ない時はこのカバーで黒い画面を覆えば、美しい家具のように楽しめるのだ。カバーを閉じたままでも音楽を楽しめるし、映像を観る時はカバーが開いてテレビのスピーカーになる。

「すばらしい音だと思います。楽器の弦の震えまで伝わってくるようでゾクゾクする。映像の色にも深みがあって、映し出された景色にリアルな奥行きを感じます」

と監督。その理由は、漆黒まで美しく表現できる有機EL画面や、あらゆる環境で原音に忠実なサウンドを再現しうる技術にある。

「ちなみに自宅の音響設備はシーンで使い分けています。リビングは音質よりデザインを重視。寝室は音質を優先。このテレビならどちらでも楽しめそうですね」
BANG & OLUFSEN 《BEOVISION HARMONY》 77インチの有機ELテレビ。オーク×アルミのスピーカーカバーは職人の手仕上げ。スピーカーは3ch仕様フルDSP搭載。画面視聴時はカバーが下方にセットされる(写真)。10月23日より伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージB&Oポップアップストアにて先行発売。3,000,000円。 《BEOSOUND 1 NY EDITION》 Googleアシスタント搭載のアルミニウム製スピーカー。バッテリー内蔵、ポータブル使用可能。230,000円。《BEOSOUND EDGE》 英国の1ポンド硬貨を拡大したデザインのスピーカー。本体を転がすことで音量調整。側面のアルミは職人の手仕上げ。新色Brass Tone 462,900円。

B&O POP UP SPACE「BEOVISION HARMONY STAGE」

新製品ホームエンターテイメントシステム《BEOVISION HARMONY》および《3chスピーカーシステムBEOSOUND STAGE》の発売にあたり、先行体験&販売を期間限定で開催。会場デザインを建築家・長坂常が手がけ、日本の伝統的な建築様式「木組み」をモチーフとしたグリットで、抽象的なリビング空間を演出している。《B&Oマルチルームスピーカー》も体験可能。オダギリジョー監督の長編映画『ある船頭の話』の特別なセレクトカットも《BEOVISION HARMONY》《BEOSOUND STAGE》で視聴できる。〈伊勢丹新宿店本館〉1階 ザ・ステージ。東京都新宿区新宿3-14-1。10月23日~29日。10時〜20時。

問合せ/TFC TEL 03 5770 4511。

『ある船頭の話』

オダギリジョー監督・ヴェネチア映画祭出品作。明治ごろと思われる山間の村を舞台に、「消えゆく美しいもの」をサスペンスも絡めて描く。主演は柄本明、撮影監督クリストファー・ドイル、衣装デザインはワダエミ、音楽はジャズピアニストのティグラン・ハマシアン。新宿武蔵野館ほか全国上映中。公式サイト

オダギリジョー

俳優・映画監督。1976年岡山県生まれ。代表出演作に映画『アカルイミライ』『メゾン・ド・ヒミコ』ほか。監督作品に『さくらな人たち』など。10月11日よりスタートするドラマシリーズ『時効警察はじめました』に主演。2020年公開予定の中国・日本・ドイツ合同製作映画『サタデー・フィクション』に出演する。