DESIGN
《Apple Watch Series 5 Edition スペースブラック チタニウムケース》を使ってみた!
September 18, 2019 | Design, Fashion | casabrutus.com | photo_Junichi Kusaka text_Housekeeper
9月20日に発売迫る《Apple Watch Series 5》。中でも特別なモデルであるEditionシリーズの 《Apple Watch Series 5 Edition スペースブラック チタニウムケース》を発売前にいち早く使わせて頂きました。5つのポイントから最速レビューします!
昨年、誕生以来初めての大きなモデルチェンジが行われたので、今年は相対的には小幅なモデルチェンジと言えます。みなさんが最も興味あるであろう、ケースデザインは全く変更ありません。しかしながら、腕にはめるとその成熟度の高さ・モノとして光る魅力からSeries 5として大きく押し出してきているアップルの主張に納得させられました。
01:Editionシリーズが復活、初のチタン。
高級腕時計の素材としては、ポピュラーなチタニウムが初めて《Apple Watch》に導入されました。チタニウムは強度が高い割に軽いことが特徴のひとつで、その点でステンレスよりも優れています。チタニウムモデルの仕上げは2種類。通常の仕上げと、写真のスペースブラックチタニウム。腕の油や指紋などから美しいケースの風合いを守るために、特別に開発されたダイヤモンドのようなコーティング(ダイヤモンド・ライク・コーティング)が施されています。ほかに、極めて傷に強いホワイトセラミックも復活しました。
伝統的な時計製造の職人技が生かされている、つや消しの美しいケース。装着すると、スイスの機械式腕時計を愛でているかのような気持ちになりました。〈Digital Crown〉のしなやかな触感フィードバックも健在です。古くからのアップルユーザは、特別な素材としてチタニウムが使われていたPowerBook G4などを思い出すのではないでしょうか? ノートPCの中で特別な存在であることをチタニウムが表現していました。
腕時計には実用品としての側面だけでなく、嗜好品としての「喜び」が必要だと思います。所有する喜び、TPOに合わせて選ぶ喜び、プロダクトに込められたバックストーリーをオーナー同士が共有する喜び…など、独特の世界観があります。この《Apple Watch Series 5 Edition》シリーズは、まさにこの世界観に重なる存在で、特別なチタニウムという素材から「喜び」を得ることができる、稀有なデジタルプロダクトです。
腕時計には実用品としての側面だけでなく、嗜好品としての「喜び」が必要だと思います。所有する喜び、TPOに合わせて選ぶ喜び、プロダクトに込められたバックストーリーをオーナー同士が共有する喜び…など、独特の世界観があります。この《Apple Watch Series 5 Edition》シリーズは、まさにこの世界観に重なる存在で、特別なチタニウムという素材から「喜び」を得ることができる、稀有なデジタルプロダクトです。
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