DESIGN
レニー・クラヴィッツ設計のコンドが売り出し中です!
『カーサ ブルータス』2019年6月号より
May 14, 2019 | Design | a wall newspaper | photo_Gianni Franchellucci, Mathieu Bitton(portrait) text_Mika Yoshida & David G. Imber
ミュージシャンとデザイナー、二足のわらじを履くレニクラが、今度は住宅のインテリアを手がけたって!?
レニー・クラヴィッツが住宅の内装をデザイン? しかも一般向けに販売中!? 意外と知られていないが、ミュージシャンのレニクラが持つもう一つの顔はなんとデザイナー。デザインや建築の看板を掲げたがるラッパーやミュージシャンはチラホラいるが、彼の場合はちょいと違う。
過去に手がけた仕事を挙げてみよう。たとえばマイアミやラスベガスでラグジュアリーホテルのインテリア。ブラジルのファッションブランドではサングラスやウォッチをデザインしたり、カメラ好きが高じて〈ライカ〉の限定版まで作ったり。〈Lea Ceramiche〉のためにセラミックタイルまでデザインしたというから、これはすでに余芸の領域を超えている!
インテリアショップ〈CB2〉とのコラボで家具ラインを発表したのが2015年。デザイン事務所〈クラヴィッツ・デザイン〉の代表として、70年代ぽさと躍動感あるインテリアやグッズを生み出してきた。そんな彼がこのたびノリータ地区に完成させたのが、このコンド〈75ケンメア〉というわけだ。
過去に手がけた仕事を挙げてみよう。たとえばマイアミやラスベガスでラグジュアリーホテルのインテリア。ブラジルのファッションブランドではサングラスやウォッチをデザインしたり、カメラ好きが高じて〈ライカ〉の限定版まで作ったり。〈Lea Ceramiche〉のためにセラミックタイルまでデザインしたというから、これはすでに余芸の領域を超えている!
インテリアショップ〈CB2〉とのコラボで家具ラインを発表したのが2015年。デザイン事務所〈クラヴィッツ・デザイン〉の代表として、70年代ぽさと躍動感あるインテリアやグッズを生み出してきた。そんな彼がこのたびノリータ地区に完成させたのが、このコンド〈75ケンメア〉というわけだ。
建物を設計したのは大御所、アンドレ・キコースキー。グッゲンハイム美術館のレストランやカフェ、伊ヴェローナのティファニー店舗などを設計し、全米建築家協会から賞を授与された建築家である。〈75ケンメア〉は全38戸、広さは1〜4ベッドルームと各種あり。24時間対応のコンシェルジュにプライベートの中庭、フィットネスジムまで完備した高級コンドだ。場所は〈クラヴィッツ・デザイン〉の本拠地であるノリータ地区。ダウンタウン特有の自由な気風を背景に、ロックスターのグラマラスな住まいを彷彿とさせる空間を上質な素材で作り出した。
ちなみにクラヴィッツは生まれも育ちもマンハッタン。父はTVプロデューサーで母が女優、周りに文化人やスターが自然にいる環境で一流品に囲まれ、大人になった。住宅の初仕事となる〈75ケンメア〉で貫いたのは“ソウルフル・エレガンス”、骨太な上質さというわけだ。彼はこう語る。
「ノリータには独自のスタイルやリズム、そして文化がある。この雰囲気を正しく継承しながら、洗練されつつ温もりや親しみのある空間を編み出した。古いオーク材や珍しい石材などを随所に配置し、現代のダウンタウンぽい住まいを実現できたと思う」
人気エリアにある超話題のコンドだけに、ほぼ完売。もしギリギリ残っていたら、ここはひとつ買ってみる!?
ちなみにクラヴィッツは生まれも育ちもマンハッタン。父はTVプロデューサーで母が女優、周りに文化人やスターが自然にいる環境で一流品に囲まれ、大人になった。住宅の初仕事となる〈75ケンメア〉で貫いたのは“ソウルフル・エレガンス”、骨太な上質さというわけだ。彼はこう語る。
「ノリータには独自のスタイルやリズム、そして文化がある。この雰囲気を正しく継承しながら、洗練されつつ温もりや親しみのある空間を編み出した。古いオーク材や珍しい石材などを随所に配置し、現代のダウンタウンぽい住まいを実現できたと思う」
人気エリアにある超話題のコンドだけに、ほぼ完売。もしギリギリ残っていたら、ここはひとつ買ってみる!?
Lenny Kravitz グラミー賞ベスト男性ロックボーカル部門を4年連続で受賞。現在欧州ツアーの真っ最中、6月11日にはロンドンのO2アリーナ公演も。
For Sale!
Price $1,700,000〜$13,500,000
Adress 75 Kenmare St., New York