椅子に短編映画… イームズを堪能する2日間。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

椅子に短編映画… イームズを堪能する2日間。

ハーマンミラージャパンと目黒区美術館が共同で開催しているワークショップ「デザインキャンプ#8」が開催される。デザインチェアの実物を見ながらレクチャーを聞く日、イームズの16mmフィルムを堪能する日。デザインまみれの2日間を楽しもう!

「デザインキャンプ」は、ハーマンミラージャパンと目黒区美術館が共同で2012年にスタートしたワークショップだ。8回目を迎える今回は、3月30日と31 日の2日間。それぞれ異なるプログラムが予定されている。

1日目は、『ハーマンミラーで、「椅子」と遊ぶ─座って・描いて・作ってみよう』。講師は建築家の石田潤。2017年にリニューアルしたハーマンミラーストアと新しくオープンしたショールームで、実際にイームズやネルソン、ジラールドの椅子に座りながらのワークショップとなる。単に解説を聞くだけではなく、椅子を触り、座り心地を試しながらスケッチをしたり、椅子について語り合ったりすることで、複合的に椅子についての理解を深めていく。

2日目は『イームズ16mm映画の上映 ─目黒区美術館コレクション一挙上映!』。チャールズ&レイ・イームズは、家具のデザインや建築、グラフィックデザインだけでなく、実験的な短編映画の制作も積極的に行っていた。公園に寝転がっている男性の映像からカメラがどんどん上空へ上がり宇宙の果てまで行き、次はミクロの世界へとズームインしていくという映像『パワーズ・オブ・テン』はあまりにも有名だ。他にも、イームズ夫妻が集めたトイをふんだんに用いた『おもちゃの汽車のトッカータ』や『メキシコの祝祭〜死者の日』『パレード』、チェアのプロモーション映像、教育用の映画など、非常に多くの映像作品がある。

目黒区美術館には34本の16mmフィルムが所蔵されており、いままでほとんど公開されていない貴重な作品も含まれる。今回は、降旗千賀子学芸員による解説付きで館所蔵のフィルム34本をすべて上映。イームズの映像を、しかも16mmフィルムで観られるのは、なかなかできない体験となるだろう。
イームズシェルチェアの製作風景のフィルム『Fiberglass Chairs』より
デザインについて考えを深める2日間。別々での申し込みも可能だ。問い合わせ・申し込みは、目黒区美術館「デザインキャンプ#8」係まで。

『ハーマンミラーで、「椅子」と遊ぶ―座って・描いて・作ってみよう』

〈ハーマンミラーストア〉東京都千代田区丸の内2-1-1
〈ハーマンミラーショールーム〉東京都千代田区丸の内3-4-1
3月30日10時30分~16時30分
講師:石田 潤(リンク建築設計工房 建築家)

『イームズ16mm映画の上映―目黒区美術館コレクション一挙上映!』

〈目黒区美術館 ワークショップ〉
東京都目黒区目黒2-4-36
3月31日10時30分~17時30分
ナビゲーター:降旗千賀子(目黒区美術館 学芸員)