CULTURE
天空に浮かぶ夢の鉄道駅へ!
October 12, 2019 | Culture, Art, Design | casabrutus.com | text_Naoko Aono editor_Keiko Kusano
六本木ヒルズ森タワー52階に鉄道駅が登場!? 『特別展 天空ノ鉄道物語』はさまざまな角度から鉄道を楽しめるプログラム。12月スタートの特別展の見どころを紹介します。
『特別展 天空ノ鉄道物語』にはJR7社、東京メトロ、東京都交通局のほか、小田急電鉄や京王電鉄なども協力。首都圏鉄道会社がこれだけ集まるのは貴重な機会だ。
会場は国鉄時代の上野駅舎を再現した入り口からスタートする。会場内での見どころのひとつはビジュアルデザインスタジオWOWによる「天空駅インスタレーション」と「鉄道車両ドアインスタレーション」だ。“天空駅”では昼はARによって車両が駅に入線する様子を体感できる。夜は駅舎の上に星空や夜景を鉄道が走り抜ける大型映像が現れる。「鉄道車両ドアインスタレーション」ではドアを触るとそのドアが開閉してさまざまなイメージが飛び出す。
会場は国鉄時代の上野駅舎を再現した入り口からスタートする。会場内での見どころのひとつはビジュアルデザインスタジオWOWによる「天空駅インスタレーション」と「鉄道車両ドアインスタレーション」だ。“天空駅”では昼はARによって車両が駅に入線する様子を体感できる。夜は駅舎の上に星空や夜景を鉄道が走り抜ける大型映像が現れる。「鉄道車両ドアインスタレーション」ではドアを触るとそのドアが開閉してさまざまなイメージが飛び出す。
段ボールによる「巨大一号蒸気機関車」は幼い頃から鉄道模型を制作してきたアーティスト、島英雄によるもの。イギリスから輸入され、明治期に日本で初めて走った「一号機関車」を原寸大で再現した。煙を吐きながら走る在りし日の姿を思い浮かべよう。
nendoがプロデュースする「GACHA GACHA COFFEE」は挽きたて・淹れたてのコーヒーが味わえるガチャガチャマシンで人気沸騰中。今回は東京メトロ&東京都交通局とのコラボレーションで、地下鉄に関する貴重な資料や映像とともにコーヒーが味わえる。組み立てると首都圏地下鉄の立体路線図が完成するガチャも楽しめる。
このほか、往年の寝台特急「トワイライトエクスプレス」の一部を再現した原寸大レプリカや全国から集めたヘッドマーク、時刻表によるインスタレーション、鉄道各社の制服コレクションなどの展示も。〈Restaurant THE MOON〉や〈Cafe THE SUN〉ではそれぞれ限定、オリジナルのメニューを提供する。海抜250メートルの高さで鉄道と遊べるイベントだ。
●「国鉄冷蔵コンテナ」をモチーフにしたサコッシュ付きの「グッズセット券」も発売
『特別展 天空ノ鉄道物語』
〈森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリー〉
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階。12月3日〜2020年3月22日。10時〜20時(火曜は17時まで)。
※前売券販売期間は、2019年10月14日~12月2日まで。12月3日以降は当日券の販売のみとなる。詳細は公式サイトにてご確認を。