バスキア関連本が3冊同時にリリース。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

バスキア関連本が3冊同時にリリース。

東京・六本木の〈

森アーツセンターギャラリー〉で開催中の『バスキア展 メイド・イン・ジャパン』に合わせて、関連書籍が3冊まとめて出版されました。バスキアのアートに、さらにディープに迫れます。

展覧会の公式図録『バスキア展 メイド・イン・ジャパン』(ブルーシープ)。ディーター・ブッフハート編。3,000円。
『バスキア展 メイド・イン・ジャパン』より、見開き。テキストは日英のバイリンガル。
『バスキア展 メイド・イン・ジャパン』より、見開き。
展覧会の公式図録『バスキア展 メイド・イン・ジャパン』(ブルーシープ)。ディーター・ブッフハート編。3,000円。
『バスキア展 メイド・イン・ジャパン』より、見開き。テキストは日英のバイリンガル。
『バスキア展 メイド・イン・ジャパン』より、見開き。
1988年に死去したジャン=ミシェル・バスキア。たびたび来日するなど日本と縁が深かったにもかかわらず、日本語で読める書籍は意外に少ない。今回、日本では初めての本格的な個展の開催に合わせて3冊の書籍が発行された。

まずは展覧会の公式図録『バスキア展 メイド・イン・ジャパン』。この展覧会を始め、近年各国でバスキア展をキュレーションしている美術史家、ディーター・ブッフハートの編集によるものだ。展覧会のコンセプトにあわせて日本との関わりにスポットをあて、約130点の絵画やオブジェのほか、バスキア作品をよく知る美術史家の宮下規久朗のエッセーなども収録している。
『バスキア・ハンドブック』(ブルーシープ)。宮下規久朗監修、日比野克彦、菊地成孔、河内タカらのコメントを収録。デザインはグルーヴィジョンズ。2,000円。
『バスキア・ハンドブック』は『バスキア展 メイド・イン・ジャパン』にも日本側監修者として関わった宮下規久朗や、生前のバスキアを知るアーティスト・日比野克彦らがバスキアに関する疑問に答えてくれる本。「なぜ、描いたのか、なぜ、心震えるのか」と表紙にあるとおり、バスキアと彼のアートについてより深く知ることができる。
『バスキア・ハンドブック』より。日比野克彦のコメント。
『バスキア・ハンドブック』より。この作品のオーナー、前澤友作のコメント。
『バスキア・ハンドブック』より。日比野克彦のコメント。
『バスキア・ハンドブック』より。この作品のオーナー、前澤友作のコメント。
バスキアは絵と並行してノートブックにさまざまなものを書きつけていた。ドローイングもあるが、テキストも多い。彼が気になっていたものや人、詩や警句のようなものが独特の書体で書かれている。『バスキア ザ・ノートブックス』はバスキアのキャリアの初期から晩年までに書かれた8冊のノートを完全複製、日本語訳をつけたもの。バスキアは読書家で、ウィリアム・バロウズなど多彩な本を読んでいた。その彼の、複雑な頭の中を覗くような気持ちになれる一冊だ。