TRAVEL
湯河原に夢をテーマにした温泉旅館〈夢十夜〉が誕生。
October 19, 2022 | Travel, Architecture, Culture | casabrutus.com | photo_Kenzo Kosuge text_Aya Hasegawa
昭和初期に建てられた老舗温泉旅館がリブランド。建築からアート、料理、おみやげに至るまで、“夢に浸る”をテーマとした宿として生まれ変わった。
〈夢十夜〉は、2021年に廃業した、昭和初期に開業した温泉旅館をリブランドするかたちで誕生した、湯河原の特徴を生かしたコンセプト旅館だ。湯河原ゆかりの文豪・夏目漱石が不思議な夢を綴った短編集『夢十夜』をモチーフに、「時間を忘れて夢に浸れる空間」を演出する。
館内のパブリックエリアには、フォトジェニックなスポットや個性的な演出を散りばめた。なかでも特徴的なのが、「白夜夢」と名付けられたライブラリーだ。文学、漫画、雑誌、写真集など300冊の本が並ぶライブラリーには、ベッドが用意されていて、体を横にしながら、本の旅を楽しむことができる。
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