会津の奥座敷・登録有形文化財の宿〈向瀧〉へ|行くぜ、東北。
| Travel, Architecture | sponsored | photo_Tetsuya Ito text_Kei Sasaki editor_Akio Mitomi
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会津東山温泉郷を流れる湯川にかかる東橋越しに見る〈向瀧〉。森を背景に優雅な建築がより美しく浮かび上がる。

斜面を削るのではなく、生かしたまま増築を繰り返した建物。春は桜、夏はホタル、秋は紅葉、冬は雪景色と季節ごとの庭の景色も〈向瀧〉を訪れる楽しみ。

大正時代の東山温泉史に「宮内庁指定棟、各皇族方お泊りの御殿」と記された〈はなれの間〉。造作は書院造の手法を厳格に守り、回り廊下に囲まれた座敷は十畳、四畳、六畳に仕切られている。『美酒佳肴(びしゅかこう)』の書は野口英世によるもの。
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