FOOD
小寺慶子のレストラン予報|八重洲〈 イル・リストランテ ニコ・ロミート〉
『カーサ ブルータス』2023年6月号より
May 15, 2023 | Food | RESTAURANT FORECAST | photo_Kayoko Aoki text_Keiko Kodera
華麗なるイタリアンが日本の美食指数を高めるでしょう。
ここ数年で、最も心華やぐ “春” の到来である。〈ブルガリ ホテルズ&リゾーツ コレクション〉の世界8番目のホテルとして開業が待たれた〈ブルガリ ホテル 東京〉。6フロアに客室をはじめ、チョコレートブティックやバーを備えているが、なかでも食通の熱い注目を集めているのが、イタリアで最も権威あるシェフとして知られるニコ・ロミートがプロデュースする〈イル・リストランテ ニコ・ロミート〉だ。
「遠く離れた場所でも自分の郷土の料理を味わってほしい」という思いが詰まった14,000円のディナーコースは、前半と後半で4種ずつ分けて供されるイタリア風前菜からスタート。そら豆とボラの組み合わせやトマトブレッドなどイタリア各地の伝統的な味を楽しむことができるプレゼンテーションに心が躍る。ベシャメルやミートソースを使わず、春野菜で軽やかに仕上げたラザニアなど、油脂を極力抑えた料理は、現代的かつ素材の生命力にあふれ “この世の春” を謳歌するがごとく美食のときへと誘ってくれる。
「遠く離れた場所でも自分の郷土の料理を味わってほしい」という思いが詰まった14,000円のディナーコースは、前半と後半で4種ずつ分けて供されるイタリア風前菜からスタート。そら豆とボラの組み合わせやトマトブレッドなどイタリア各地の伝統的な味を楽しむことができるプレゼンテーションに心が躍る。ベシャメルやミートソースを使わず、春野菜で軽やかに仕上げたラザニアなど、油脂を極力抑えた料理は、現代的かつ素材の生命力にあふれ “この世の春” を謳歌するがごとく美食のときへと誘ってくれる。
[予算]1人20,000円~
ランチは4品で12,000円のコースも。ディナーのコースは14,000円から。アラカルトも用意。
[予約]早めの予約がおすすめ
ホテルの予約受付と同時に世界中からレストランの問い合わせも殺到中。できるだけ早めの予約を。
[ドレスコード]スマートカジュアル
サフランカラーに彩られた空間に映える華やかな装いで。テラス席には軽めの羽織りを持参して。
〈イル・リストランテ ニコ・ロミート〉
東京都中央区八重洲2-2-1 ブルガリ ホテル 東京40F TEL 03 6262 6624。12時~14時30分LO、18時~21時LO。無休。
小寺慶子
こでらけいこ 肉を糧に生きる肉食系ライター。趣味はおいしい肉を求めて旅をすることと食べ物回文を考えること。「生のタラコ!? こら頼まな」(酒呑み泣かせ)