建築家・田根剛とシェフ・渥美創太がレストランを作りました。
『カーサ ブルータス』2019年11月号より
October 15, 2019 | Food, Architecture | a wall newspaper | photo_Yuji Ono text_Izumi Fily-Oshima
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二人が作りあげた〈Restaurant Maison〉はテラコッタの床と壁、開かれたキッチン、自然光の差し込むガラス張りの屋根。温かくて開放的な「家」を作りたいという渥美シェフの夢を、田根剛が実現させた。
POINT_01 パリ11区の静かな通りのメゾン(一軒家)。 ビルやアパルトマンの間に三角屋根が異彩を放つメゾン(一軒家)。柔らかい白のファサードの大きな開口部のガラスは、スライド式で開くようになっている。
POINT_02 デヴィッド・リンチによるロゴ。 店のロゴは映画監督デヴィッド・リンチによるもの。家、フォーク、太陽があしらわれた温かみのあるデザインだ。真鍮製で、入口に取り付けられた。
POINT_03 フランス中から集めたテラコッタの壁と床。 南仏、ボルドー、フォンテンブローなど国内各地から集められたテラコッタは、壁と床合わせて22,000枚。濃淡も色調も、赤味の強いもの茶色に近いものと様々だ。
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