FASHION
〈AS〉が手がけた初の町家に、 デニムブランド〈MOMOTARO JEANS〉の旗艦店がオープン。
July 31, 2024 | Fashion, Architecture, Design | casabrutus.com | text_Mako Yamato
伝統的な家並みが残る京都・新門前通に登場したのは、職人技による最高峰のデニムを創る〈MOMOTARO JEANS〉の新店舗。青木淳がパートナーに品川雅俊を迎えた建築設計ユニット、〈AS〉の手で新たな息吹を吹き込まれた町家にて、経年変化で魅力を増すアイテムを発信する。
デニム産地として世界に名を馳せる岡山県児島は、江戸時代から続く繊維の町。その地で2006年に誕生した〈MOMOTARO JEANA〉は、紡績、染め、織り、縫いのすべての工程において、伝統の技術と職人技が凝縮するデニムブランドだ。
糸に使用するのは世界最高品質を誇るジンバブエコットン。すべて手摘みで収穫されることで、繊維が長くつなぎ目の少ない原綿となる。これにより作り上げられるのが、綿の柔らかな風合いと丈夫さを兼ね備えたデニム。原料となる藍を発酵させた蒅で染める天然藍は、日本に古来より受け継がれる染色の技。何度も重ねて染めることで、深い「特濃-TOKUNO BLUE」の色が生み出される。生地を織るのは職人の手による手織りと、日本の限られた工場でだけ扱われる旧式力織機。そしてヴィンテージミシンも使い、熟練の職人の縫製によりジーンズが生み出されてきた。
糸に使用するのは世界最高品質を誇るジンバブエコットン。すべて手摘みで収穫されることで、繊維が長くつなぎ目の少ない原綿となる。これにより作り上げられるのが、綿の柔らかな風合いと丈夫さを兼ね備えたデニム。原料となる藍を発酵させた蒅で染める天然藍は、日本に古来より受け継がれる染色の技。何度も重ねて染めることで、深い「特濃-TOKUNO BLUE」の色が生み出される。生地を織るのは職人の手による手織りと、日本の限られた工場でだけ扱われる旧式力織機。そしてヴィンテージミシンも使い、熟練の職人の縫製によりジーンズが生み出されてきた。
Loading...
Loading...