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ヴァン クリーフ&アーペルの世界に没入できる展覧会がソウルで開催中。
January 29, 2024 | Fashion, Art, Design | PR | photo_Yongjoon Choi text_Housekeeper
〈ヴァン クリーフ&アーペル〉の貴重なジュエリー作品やアーカイブ資料が集う展覧会が韓国・ソウルの〈Dミュージアム〉で開催中。時間と創造を積み重ねたメゾンの美の世界を体験できます。
時、自然、愛という3つのセクションで展開される〈ヴァン クリーフ&アーペル〉の世界。
1906年、パリのヴァンドーム広場に最初のブティックを開いた〈ヴァン クリーフ&アーペル〉は、激動の20世紀を駆け抜け、現在まで数多くの煌めくハイジュエリーを創り出してきた。その歴史をひも解き、普遍性と時代性を備えた作品を世に生み出してきた過程を辿るエキシビションが、韓国・ソウルの〈Dミュージアム〉で開催されている。
展示されているのは、〈ヴァン クリーフ&アーペル〉が創作した300点以上のジュエリー、時計、芸術工芸品に加え、90点以上のデザイン画であるグワッシュ画や制作過程のスケッチなど。
展示されているのは、〈ヴァン クリーフ&アーペル〉が創作した300点以上のジュエリー、時計、芸術工芸品に加え、90点以上のデザイン画であるグワッシュ画や制作過程のスケッチなど。
普段は見ることのできない過去の貴重な作品や資料が、キュレーター、アルバ・カペリエーリによって、時、自然、愛という3つのセクションに分けられ、構成されている。
「時」のセクションでは、パリ、ここではないどこか、ファッション、ダンス、建築といったテーマに加え、イタリアの作家、イタロ・カルヴィーノの論評『新たな千年紀のための六つのメモ』から着想を得た “軽さ、速さ、視覚性、正確さ、多様性”というテーマの部屋が作られている。これらを巡ることで、ハイジュエリーという永続性を追求しながら、時代ごとに多種多様なインスピレーションを源にしてきた〈ヴァン クリーフ&アーペル〉の独創性を理解することができる。
「時」のセクションでは、パリ、ここではないどこか、ファッション、ダンス、建築といったテーマに加え、イタリアの作家、イタロ・カルヴィーノの論評『新たな千年紀のための六つのメモ』から着想を得た “軽さ、速さ、視覚性、正確さ、多様性”というテーマの部屋が作られている。これらを巡ることで、ハイジュエリーという永続性を追求しながら、時代ごとに多種多様なインスピレーションを源にしてきた〈ヴァン クリーフ&アーペル〉の独創性を理解することができる。
また、空間デザインは、アーティストのジョアンナ・グラウンダーが手がけた。青磁のペールグリーンやハングル文字を使用した現代的なカリグラフィなど、開催地の韓国から発想を得たディテールも使われている。カラーライトや反射、透明感に満たされた展示空間は、進むごとに、〈ヴァン クリーフ&アーペル〉の美の世界にじっくりと没入させてくれる。
『Van Cleef & Arpels: Time, Nature, Love/ヴァン クリーフ&アーペル:時、自然、愛』
ミラノ、上海、リヤドを巡ってきた〈ヴァン クリーフ&アーペル〉の話題のエキシビションがソウルで開催中。2024年4月14日まで。●〈D MUSEUM〉83-21, Wangsimni-ro, Seongdong-gu, Seoul,Korea。11時〜18時(金、土〜19時)。月休(4月1日、8日は除く)。入館料、12000ウォン(19歳以上)。