DESIGN
スイス人写真家がとらえた「氷河の歴史」とは?
| Design, Art | casabrutus.com | text_Aya Hasegawa
東京・丸の内の〈USMモジュラーファニチャー ショールーム〉にて、スイス人写真家・ダニエル・シュワルツの写真展が開催される。
スイスの家具メーカー〈USMモジュラーファニチャー〉のショールームにて、9月6日から、スイス人写真家・ダニエル・シュワルツの写真展がスタート。世界各国を巡回してきた同展が、日本でフィナーレを迎える。
本展では世界の紛争地の現状から悠久の歴史や大自然がもたらす光景まで、独自のモノクロの世界で捉えるダニエル・シュワルツが、スイス、パキスタン、ペルー、ウガンダの氷河に迫り、撮影した作品を展示する。また、ホワイトとガラスのパネルで氷河をイメージした《USMハラー》の特別展示も行う。
本展では世界の紛争地の現状から悠久の歴史や大自然がもたらす光景まで、独自のモノクロの世界で捉えるダニエル・シュワルツが、スイス、パキスタン、ペルー、ウガンダの氷河に迫り、撮影した作品を展示する。また、ホワイトとガラスのパネルで氷河をイメージした《USMハラー》の特別展示も行う。
長い時を経て形成された氷河は、「水」という限りある資源の貯蔵庫であり、気候の歴史の記録でもある。人間の生み出した地球温暖化の代償として、世界的に氷河の面積と体積は減少し、20 世紀中頃からその減少速度はさらに加速している。氷河は記憶が眠る場所であると同時に、その消えゆく姿が私たちに未来をつきつけているのだ。
『ダニエル・シュワルツ写真展 – de glacierum natura』
〈USM モジュラーファニチャー ショールーム〉
東京都千代田区丸の内 2-1-1 丸の内 MY PLAZA1・2F TEL 03 5220 2221。9月6日~ 30日。11時〜19時。日曜・祝日休。
